
テレビでサッカーの試合を観戦しているときや、週末にお子さんのサッカーの試合を応援しに行ったとき、「あれ?今日のグラウンド、いつもより少し広くないかな?」なんて感じたことはありませんか?
また、選手たちが端から端まで走っているのを見て、「サッカーのグラウンドって、端から端まで何メートルくらいあるんだろう?」と気になったことがある方も多いのではないでしょうか。
実は、サッカーのフィールドの長さって、「絶対にこのサイズでなければならない!」というたったひとつの数字で決まっているわけではないんですよ。
この記事では、「サッカーのフィールドの長さって結局どれくらいなの?」という皆さんの素朴な疑問に、データや具体的な例を交えながら分かりやすくお答えしていきます!
最後まで読んでいただければ、スタジアムでの観戦や、お子さんの試合の応援がもっともっと楽しくなること間違いなしです。
さあ、一緒にサッカーのピッチに隠された秘密を探っていきましょう!
サッカーのフィールドの長さは90m〜120mと決まっています!

サッカーのフィールドの広さについて、まずはズバリ結論からお伝えしますね!
大人がプレーする一般的な11人制サッカーの場合、競技規則(ルールブック)では、フィールドの縦の長さ(タッチライン)は90mから120m、横の長さ(ゴールライン)は45mから90mの間であればOKと定められているんです。
「えっ、最大で30mも差があるの!?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか?
なんと、ルール上はかなり幅広いサイズが認められているんですね。
これだけ幅があると、会場によっては「今日のピッチはいつもより広いぞ!」と感じるのも当然かもしれません。
ただし、国をまたいで戦う国際試合となると、少し話が変わってきます。
ワールドカップのような国際試合では、縦が100mから110m、横が64mから75mという、少し厳しめの範囲が規定として決められているんですよ。
そして、現在世界中で最も多く使われている「標準サイズ」が、縦105m×横68mのフィールドなんです。
日本のJリーグや、皆さんがよく知っているワールドカップ、オリンピックなど、テレビで放送されるような大きな大会のほとんどが、この「縦105m×横68m」という統一された大きさで行われています。
テレビで見慣れているあのピッチのサイズは、実はこの「105m×68m」だったんですね!
これを知っているだけでも、サッカー観戦の面白さがグッと増すはずですよ。
どうしてフィールドの長さに幅があるの?

「標準サイズが105m×68mなら、最初から世界中全部そのサイズに統一してしまえばいいのに!」って思いませんか?
実は、ルールで長さに幅を持たせているのには、とっても深い理由があるんです。
ここからは、その理由について詳しく解説していきますね!
スタジアムの敷地や歴史に合わせているから
最も大きな理由は、競技場ごとの敷地の条件や、昔からあるスタジアムの構造に対応するためなんです。
世界中には、サッカー専用に作られたスタジアムもあれば、陸上競技のトラックに囲まれたスタジアムもありますよね。
また、ヨーロッパのサッカー強豪国などには、100年以上も前に建てられた歴史あるスタジアムがたくさん残っています。
そうした古いスタジアムに、現在の標準サイズである105m×68mのピッチを作ろうとしても、「どうしても敷地が足りなくて無理!」ということが起こってしまうんです。
そんなときでも、大事な公式戦がしっかりと開催できるように、ルールにはあえて柔軟な幅を持たせているというわけなんですよ。
伝統を守りながらプレーを続けるための、サッカー界ならではの素晴らしい工夫だと思いませんか?
これ、すごく興味深いですよね!
ホームとアウェイで戦術が変わる!?
フィールドの長さに幅があるということは、同じプロの試合でも「今日のスタジアムは少し縦が短いな」「横幅が狭いな」といったことが起こるということです。
実は、この広さの微妙な違いが、試合の行方やチームの戦術を大きく左右することもあるんですよ!
たとえば、パスを細かくつないでボールを支配しながら攻めるスタイルのチームは、広いピッチの方が選手同士のスペースを作りやすくて有利だと言われています。
逆に、守りをガッチリと固めてカウンターを狙うチームにとっては、ピッチが少し狭い方が相手のスペースを消しやすく、守りやすかったりするんです。
ホームチームの監督さんは、自分のチームの戦術や選手の得意なプレーに合わせて、スタジアムの芝生の長さだけでなく、ピッチのサイズ感まで綿密に計算して戦っているのかもしれませんね!
次に試合を見るときは、「このスタジアムは広く感じるかな?それとも狭いかな?」と、選手や監督の目線になってピッチを眺めてみるのもおすすめですよ。
縦と横のラインにはきちんとした名前があるんです
ここで少しだけ、サッカー用語のおさらいをしておきましょう!
皆さんも試合を見ていると聞いたことがあるかもしれませんが、フィールドを囲むラインにはそれぞれきちんとした名前がついています。
これを覚えておくと、サッカー中継の解説がもっとよく分かるようになりますよ。
- タッチライン:フィールドの長い辺(縦方向)のことです。長さは90〜120m。ボールがここから外に出ると、手でボールを投げ入れる「スローイン」になりますよね!
- ゴールライン:フィールドの短い辺(横方向)のことです。長さは45〜90m。ここからボールが出ると、「コーナーキック」や「ゴールキック」になります。
- ピッチ・フィールド:サッカーの試合を行う長方形のエリア全体のことです。テニスやバスケットボールでは「コート」と呼ぶことが多いですが、サッカーやラグビーのように広い芝生の競技場では「ピッチ」や「フィールド」と呼ぶのが一般的なんですよ。
つまり、「サッカーのフィールドの長さ」と言った場合、一般的には「縦のタッチラインの長さ」を指していることが多いというわけですね!
身近なサッカーシーンでのフィールドサイズ事情
ここまで大人の11人制サッカーを中心にお話ししてきましたが、ここからは皆さんの生活にもっと身近な具体例をいくつかご紹介しますね!
週末にお出かけするJリーグのスタジアムから、お子さんが一生懸命ボールを追いかける少年サッカーまで、様々な場面でのフィールドの長さを見ていきましょう。
日本の標準サイズ!Jリーグや日本代表のスタジアム
日本国内の全国規模の大会やプロの試合では、基本的にはどうなっているのでしょうか?
日本サッカー協会(JFA)のルールでは、全国大会や国際試合は原則として105m×68mで行うことがしっかりと決められているんです。
新しくスタジアムを作る際も、このサイズがすっぽり入ることを前提に設計されているんですよ。
週末にJリーグを観戦しに行くサポーターの皆さんは、「目の前に広がっているこの美しい緑の絨毯は、縦105m、横68mなんだな!」と思い出しながら応援してみてくださいね!
105mもの長さを、選手たちは90分間何度も何度も全力疾走で行ったり来たりしているんです。
そう考えると、プロサッカー選手のスタミナと走る距離のすごさが、今まで以上に実感できるはずですよ。
子供たちのための工夫!少年サッカーと8人制
では、小学生の子供たちは、プロの大人たちと全く同じ広さのグラウンドで走っているのでしょうか?
「さすがにあの広いピッチを小学生の小さな体で走るのは大変そう…」と思ったあなた、大正解です!
実は育成年代のサッカーでは、子供たちの体力や体格に合わせてフィールドの長さをしっかりと調整しているんですよ。
例えば、現在小学生の主流となっている「8人制サッカー」では、縦68m×横50mというサイズがよく使われています。
これはなんと、大人のコート(105m×68m)の約半分の面積になる計算なんです!
大人のコートを真ん中で半分に割ると、ちょうど縦が68m、横が52.5m(105mの半分)になるので、大人用のコート1面を使って、2つの試合を同時に行うことができるという賢い工夫なんですね。
なぜコートを小さくするのかというと、子供たちがボールに触る回数を増やし、運動量が多くなるようにするためです。
広いコートでボールに触れずに終わってしまうよりも、狭いコートで何度もドリブルやパスにチャレンジできた方が、絶対に楽しいですし上達も早いですよね!
お子さんがプレーしているのを見ているお父さん、お母さん!
あのコートのサイズには、子供たちがサッカーをもっと楽しんで好きになってもらえるようにという、指導者さんたちの優しい思いやりがいっぱい詰まっているんですよ。
フィールドの広さが変わっても「絶対変わらない長さ」がある!
フィールド全体の長さはスタジアムによって90m〜120mと幅があるとお話ししましたが、実は「絶対にサイズが変わらないエリア」も存在しているんです。
これ、ちょっとした豆知識として周りのサッカーファンに自慢できますよ!
絶対に変わらないのは、ゴール周辺の重要なエリアの寸法です。
- ペナルティエリア:縦16.5m×横40.32m。ゴールキーパーが手を使える範囲であり、ここでファウルをするとPK(ペナルティキック)になってしまう大事なエリアです。
- ゴールエリア:縦5.5m×横18.32m。ゴールキックを蹴る場所の基準になる小さな四角いエリアですね。
- ゴールそのもののサイズ:幅7.32m×高さ2.44m。大人の公式戦であれば、世界中どこのスタジアムに行ってもこの大きさです。
そうなんです!
グラウンド全体の広さが変わっても、ペナルティエリアの広さや、ゴールの大きさは世界中どこへ行っても同じなんですよ。
「ペナルティエリアのすぐ外からのフリーキック」となれば、どのスタジアムでもゴールまでの距離は同じだということです。
キッカーを務める選手にとっては、シュートを打つための距離感や感覚が変わらないのはとってもありがたいことですよね!
フィールドの長さを知ってサッカー観戦をアップデートしよう!
さて、ここまでサッカーのフィールドの長さについて詳しく見てきましたが、いかがでしたか?
最後に、この記事の重要ポイントを分かりやすく振り返っておきましょう!
- 大人の11人制サッカーのフィールドの長さは、縦90~120m、横45~90mと決められている。
- ワールドカップやJリーグなどの標準サイズは、縦105m×横68mが基本!
- 長さに幅があるのは、スタジアムの敷地事情や歴史に対応するため。
- 小学生の8人制サッカーは、大人の約半分のサイズ(縦68m×横50m)で行われる。
- グラウンド全体の広さが違っても、ペナルティエリアやゴールの大きさは世界共通!
ひとくちに「サッカーのグラウンド」と言っても、プロの試合から子供たちの試合まで、それぞれの環境や目的によってサイズが工夫されているんですね。
数字を知るだけで、なんだかサッカーが今までよりも身近に感じられませんか?
さあ、次の週末はピッチの広さに注目してみませんか?
この記事を読んでくださったあなたは、もう立派な「ピッチサイズ」のマスターです!
次にテレビでサッカー中継を見るときや、スタジアムに足を運ぶとき、そしてお子さんの試合を全力で応援しに行くときは、ぜひフィールドの長さにも注目してみてください。
「今日のスタジアムは標準サイズの105m×68mだな!」
「子供たちがボールにたくさん触れるように、このコートのサイズになっているんだね!」
そんな風に視点を少し変えてみるだけで、サッカー観戦の楽しさは何倍にも膨らみますよ。
もしかしたら、「この選手、こんなに広いピッチを端から端まで休まずに走っていてすごい!」と、選手の新しいすごさや魅力に気づけるかもしれませんね。
ぜひ次の週末は、ピッチの広さを意識しながら、ご家族や友人と一緒に思いっきりサッカーを楽しんでみてくださいね!