
でも、実況アナウンサーの言葉を聞いていて、「今のプレーはチャージなの?それともタックルなの?」と疑問に思ったことはありませんか?
なんとなく同じような意味合いで使われていることもあって、ルールの違いが分からずモヤモヤしてしまう初心者の方も多いのではないでしょうか。
実は、この2つのプレーには、競技規則に基づいた明確なルールの差があるんですよ!
この記事では、そんなあなたのために「チャージ」と「タックル」の分かりやすい見分け方を、最新のルール解釈も交えながらたっぷりと解説していきます。
読み終える頃には、サッカーのルールが今よりもずっとクリアになり、お子さんの試合の応援やプロの試合観戦がグッと楽しくなること間違いなしです!
さっそく、一緒にサッカーの奥深い秘密を探っていきましょう!
ズバリ!チャージは肩、タックルは足でボールを奪うプレー

- チャージ = 肩同士の接触(ショルダーチャージ)
- タックル = 足でボールを狙うプレー(スライディングなど)
たったこれだけなんですよ。
「えっ、そんなにシンプルな違いだったの?」と驚きですよね!
もちろん、サッカーの専門用語や一部の解説本などでは、相手のボールを奪う行為全般を広く「タックル」と呼ぶこともあります。
しかし、実務的・視覚的には、「チャージ=上半身(肩)で押し込む」「タックル=下半身(足)でボールを奪う」と区別しておけば、実際のプレーを見たときにスッキリと理解できるはずですよ!
なぜチャージとタックルは区別されるの?

それはズバリ、ルール上での「正当な接触」と「反則(ファウル)」を判断する基準が全く違うからなんですよ。
それぞれ、どのような条件で正当なプレーと認められるのか、詳しく見ていきましょう!
チャージは「肩」を使った正当な接触
チャージというのは、サッカー用語では主に「ショルダーチャージ」のことを指しています。国際サッカー評議会(IFAB)が定めている競技規則でも、このチャージについては細かく条件が決められているんですね。
チャージが反則にならず、「ナイスプレー!」と認められるためには、以下のようなポイントをクリアしている必要があります。
- 同じ方向に走っている相手への接触であること
- ボールにプレーする目的で行うこと(ボールを奪う意図があること)
- 肩と肩の接触であること
- プレーできる距離にボールがあること
つまり、ボールを奪うために、お互いが走っている状態で肩と肩をぶつけるのは「正当なプレー」として認められるんです。
相手を力強く押し退ける、非常に体を張った熱いプレーですね!
タックルは「足」でボールを奪うプレー
一方でタックルは、相手からボールを「足を使って」奪いにいくプレーのことを言います。サッカーの試合で一番よく見かけるのは、「スライディングタックル」ではないでしょうか?
ピンチの場面で、ディフェンダーが足をスッと伸ばしてボールを外に掻き出す、あのカッコいいプレーですよね!
タックルは肩ではなく「足先」に注目するプレーなので、チャージとは身体の使い方が全く違うんですよ。
足でボールにアプローチして、相手の攻撃の芽を摘み取るのがタックルの最大の目的です。
反則(ファウル)になる基準も大きく違うんです
この2つは、一歩間違えるとファウルを取られてしまう「危険なポイント」も大きく異なります。
チャージの場合は、肩以外(腕、肘、背中など)を使ってぶつかると反則になりやすいです。
また、ジャンプしている無防備な相手に空中でぶつかったり、ボールに全く関係ない場所でドーンとぶつかったり(過度な力を使う)するのも、危険行為としてファウルになってしまいます。
タックルの場合は、ボールよりも先に相手の足に当たってしまったり、相手の死角になる後ろから危険なスライディングをしたりするとファウルになります。
足元の激しい攻防なので、少しでもタイミングがズレると大ケガにつながる危険なプレーになってしまうんですね。
ここをしっかり見極めるのが、審判の腕の見せ所でもあるんですよ!
試合でよく見る!チャージとタックルの具体例3選

これを読んでイメージしておけば、テレビやスタジアムで試合を見たときに「あ、今のプレーはチャージだ!」「ナイスなタックルだ!」とすぐに見分けられるようになりますよ。
1. 並走してぶつかり合う「ショルダーチャージ」
一番わかりやすいチャージの例です。サイドライン際などで、ドリブルをして駆け上がる相手選手と、それを追いかけるディフェンダーが横に並んで走っているシーンを想像してみてください。
そこで、ディフェンダーが自分の肩を相手の肩に「ドンッ」とぶつけて、相手のバランスを崩してボールを奪い取ります。
これが美しい「ショルダーチャージ」です!
たとえ強い力でぶつかって相手が転んでしまったとしても、正当な肩同士の接触であり、ボールを狙ってのプレーであれば、ファウルにはならないんですよ。
サッカーならではの「体の強さ」が光る瞬間ですね!
2. ピンチを救う「スライディングタックル」
こちらはタックルの代表格ですね。相手がドリブルでディフェンスラインを抜け出そうとした絶体絶命の瞬間に、ディフェンダーが地面を滑りながら足を長く伸ばし、ボールだけを正確に外へ蹴り出すプレーです。
ピンチを救うスーパープレーとして、スタジアムが一番湧く瞬間ではないでしょうか?
ただし、ボールに触れることができず、相手の足を引っ掛けて転ばせてしまうと、イエローカードや一発レッドカードが出やすい非常にリスキーなプレーでもあります。
まさに「諸刃の剣」なんですよ!
3. 立ったままボールを奪う「スタンディングタックル」
タックルと言っても、スライディングのように滑り込むものだけではありません。相手と1対1で対峙している状態で、立ったままスッと足を出してボールをつついたり、奪い取ったりするプレーを「スタンディングタックル」と呼びます。
体当たり(チャージ)をするわけでもなく、スライディングをするわけでもなく、純粋に「足でボールを奪う」という高い技術が求められます。
トッププロの選手たちは、このスタンディングタックルのタイミングが本当に絶妙なんですよ!
【おまけ】それはチャージじゃない!?間違えやすい反則
「相手に体ごとぶつかっていったから、あれもチャージだ!」と思っても、実は違う反則を取られてしまうケースがよくあります。例えば、相手の背後から抱きついてしまったり、抜かれそうになって思わずユニフォームを引っ張ったりする行為です。
これらは正当なチャージではなく「ホールディング(相手を押さえる反則)」という別の反則になります。
「手や腕を使って相手の動きを止めるのは、チャージとは違って絶対にNG!」と覚えておくと、さらに試合観戦のレベルがアップしますよ!
サッカーのチャージとタックルの違いをおさらい!
いかがでしたか?ここまで、サッカー用語の「チャージ」と「タックル」の違いについてたっぷり解説してきました。
最後に、今日学んだ重要なポイントをサクッとおさらいしておきましょう!
- チャージは、肩を使って相手に正当に身体をぶつけるプレー
- タックルは、足を使ってボールを奪いにいくプレー
- チャージは「ボールをプレーする目的で、肩同士の接触」なら正当なプレー!
- タックルは「ボールに触れず、人に先に当たってしまう」とファウルになりやすい!
- 専門用語としては混同されることもあるけれど、「チャージ=肩」「タックル=足」と覚えればOK!
これでもう、実況アナウンサーの言葉に惑わされることはありませんね!
サッカーは激しい接触が伴うスポーツですが、こうしたルールの細かな違いを知ることで、選手たちの「安全に、かつギリギリを攻める技術の高さ」がもっともっと見えてくるはずです。
「今のショルダーチャージ、強くてカッコいい!」「お見事なスライディングタックル!」
そんな風に、次に試合を見るときはぜひ声に出して楽しんでみてくださいね。
あなたやご家族のサッカー観戦が、これまで以上にワクワクする時間になることを心から応援しています!
これからも、サッカーの奥深い面白さをどんどん見つけていきましょう!