サッカーのラインの名前って何?

サッカーのラインの名前って何?

サッカーの試合をテレビで見ているときや、お子さんの試合の応援に行っているとき、「あの線ってなんて呼ぶんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
実況のアナウンサーが言っている「タッチライン」や「ペナルティーエリア」という言葉を聞いて、なんとなく場所はわかるけど、正確な意味までは自信がない…という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、サッカーのピッチ(フィールド)に引かれている各種ラインやエリアの名前、そしてそれぞれの役割をわかりやすく解説していきますね!
この記事を読めば、サッカーのルールがもっと深く理解できるようになりますよ。
これからの試合観戦やプレーが、今よりも何倍も楽しくなること間違いなしですね!
それでは、さっそく見ていきましょう!

ピッチの線にはそれぞれ大切な役割があるんです!

ピッチの線にはそれぞれ大切な役割があるんです!

サッカーのコート(正式にはピッチと呼びますね!)には、白い線で様々な四角形や円が描かれています。
実はこの線、ただの飾りではなく、それぞれのラインやエリアに明確なルールと役割があるんですよ!
サッカーのピッチは長方形になっていて、外枠の線はもちろん、中にある線やマークによって、選手たちが「今どこでどんなプレーをしていいのか」がはっきりとわかるようになっています。
サッカーのラインの名前を一覧で覚えておくと、「あ、今ここからボールが出たからあのプレーになるんだな!」と、試合の展開がすぐに予測できるようになるんです。
これはとても便利ですよね!

なぜラインごとに違う名前やルールが決められているの?

なぜラインごとに違う名前やルールが決められているの?

そもそも、なぜわざわざ場所によってラインの名前を変えたり、細かいエリアを区切ったりしているのでしょうか?
それには、サッカーというスポーツを公平に、そしてスムーズに進行するための大切な理由があるんですよ。

ボールが出た場所で再開方法を明確に変えるため!

サッカーは、ボールがピッチの外に出てしまったら、一度試合を止めてプレーを再開しますよね。
このとき、ピッチの縦の線から出たのか、横の線から出たのかによって、再開のルールが全く変わるんです!
もし全部同じ名前のラインだったら、「えっと、今回はどっちのルールだっけ?」と選手も審判も混乱してしまいますよね。
だからこそ、長辺と短辺でラインの名前を分けて、次にどんなプレーが行われるのかを誰が見てもわかるようにしているんですよ。

試合のスタートを公平に行うため!

試合開始のキックオフのとき、お互いのチームがバラバラの位置に立っていたら、公平なスタートが切れませんよね?
そこで、ピッチのど真ん中にラインや円を描くことで、「自分の陣地から出ないようにね」「相手チームはここまで離れてね」というルールを視覚的に示しているんです。
この中央のラインのおかげで、選手たちは正しい位置から一斉に試合をスタートできるんですよ!

ゴール前での反則やプレーを正しく判定するため!

サッカーにおいて、ゴール前は一番点数が入りやすい、緊迫した場所ですよね!
そのため、ゴール周辺には特別なルールがたくさん存在します。
たとえば、キーパーが手を使っていい範囲や、反則をしたときにペナルティーキック(PK)になる範囲などですね。
これらを正確に判定するために、ゴール前には大きさの違う四角形がしっかりと描かれているんですよ。

ピッチに引かれたラインやエリアの名前と役割を詳しくご紹介!

ピッチに引かれたラインやエリアの名前と役割を詳しくご紹介!

ここからは、いよいよ本題の「サッカーのラインの名称」を具体的に見ていきましょう!
ピッチのラインの名称は、場所ごとにわかりやすく区切って覚えていくのがおすすめですよ。
公式名称だけでなく、よく使われる通称や英語表記も一緒にお伝えしますね!

縦と横で名前が違う?ピッチの外周ライン

まずは、ピッチの外側をぐるっと囲んでいる外周のラインからです。
実は、長方形の「縦(長辺)」と「横(短辺)」で、名前が違うんですよ!
これ、ちょっと驚きですよね。

長辺の線「タッチライン(サイドライン)」

ピッチの長い方の辺(長辺)の境界線のことを、公式には「タッチライン」と呼びます。
英語では「Touch line」ですね。
日常会話や部活の練習などでは、「サイドライン」という通称で呼ばれることもとても多いんですよ。
このタッチラインからボールが外に出たときは、最後にボールに触らなかったチームの「スローイン(両手でボールを投げ入れるプレー)」で試合が再開されます!
「縦の線から出たらスローイン!」と覚えておくと完璧ですね!

短辺の線「ゴールライン(エンドライン)」

ピッチの短い方の辺(短辺)の境界線のことを、公式には「ゴールライン」と呼びます。
英語では「Goal line」ですね。
こちらも、通称として「エンドライン」と呼ばれることがよくありますよ。
ゴールラインを越えてボールが外に出たときは、誰が最後にボールに触ったかによって判定が変わるんです!
攻撃側の選手が最後に出したなら、守備側の「ゴールキック」。
守備側の選手が最後に出したなら、攻撃側の「コーナーキック」になります。
もちろん、ボールがゴールポストの間でこのラインを完全に越えれば「得点(ゴール)」と判定されますよ!
タッチラインとゴールラインの違いを知っておくだけで、試合の流れがグッと掴みやすくなりますね。

試合の始まりはここから!中央のラインとマーク

次は、ピッチのど真ん中にあるラインとマークについて見ていきましょう!
試合の始まりや、点が入ったあとの再開時に大活躍する場所なんですよ。

陣地を分ける「ハーフウェーライン(センターライン)」

ピッチを縦に半分に切り分けるように引かれている中央の線を、「ハーフウェーライン」と呼びます。
英語では「Half-way line」と書きますが、一般的には「センターライン」という通称の方が馴染みがあるかもしれませんね。
この線は、自陣と敵陣を分ける大切な境界線です。
キックオフのとき、選手は全員自分の陣地(ハーフウェーラインより手前)にいなければならないというルールがあるんですよ!

キックオフの基準「センターマークとセンターサークル」

ハーフウェーラインのど真ん中にある小さな点を「センターマーク(Center spot)」と呼びます。
キックオフのとき、最初にボールを置くのがこの位置ですね!
そして、そのセンターマークを中心に描かれている大きな円が「センターサークル(Center circle)」です。
この円の半径は9.15m(10ヤード)と決められています。
キックオフが行われる瞬間まで、相手チームの選手はこのセンターサークルの中に入ってはいけない、という決まりがあるんですよ。
キックする選手が邪魔されないように、円でしっかり守られているんですね!

ゴール前にある2つの四角形の正体は?

続いては、サッカーで一番盛り上がるゴール前のエリアについてです。
ゴール前には、大きな四角形と小さな四角形の2つが描かれていますよね。
このペナルティエリアとゴールエリアの役割は、それぞれ全く違うんですよ!

絶対守りたい!「ペナルティーエリア」と「ペナルティーマーク」

ゴール前にある大きな四角形のことを「ペナルティーエリア」と呼びます。
ここは、ゴールキーパーが手を使ってボールを扱える特別なエリアなんです!
さらに、守備側の選手がこのエリア内で特定の反則(ファウル)をしてしまうと、相手チームに「ペナルティーキック(PK)」が与えられてしまいます。
まさに、勝敗を分ける最も重要なエリアと言えますね。
そして、このエリア内にある小さな点が「ペナルティーマーク」です。
PKのときには、ゴールから11m離れたこのマークの上にボールを置いて蹴ることになります。
直径22cmの小さな円ですが、PK戦のときにはものすごいプレッシャーがかかる場所ですね!

さらにゴールに近い「ゴールエリア」

ペナルティーエリアの内側にある、もう一つの小さな四角形が「ゴールエリア」です。
ここは主に、「ゴールキック」を行う際に重要な役割を持っています。
ゴールキックを蹴るとき、ボールはこの小さなゴールエリアの中(またはライン上)であれば、どこに置いてもいいことになっているんですよ。
ゴール前の「大きい四角がペナルティー、小さい四角がゴール」と覚えておけばバッチリですね!

PKやコーナーキック専用のマークとアーク!

最後に、ピッチにある特徴的な円弧(アーク)について解説しますね。
これらも、キックを蹴る選手を守るための大切な目印なんですよ。

PKを見守る「ペナルティーアーク」

ペナルティーエリアの外側に、半円のような弧が描かれていますよね?
あれを「ペナルティーアーク」と呼びます。
PKを蹴るとき、蹴る選手とゴールキーパー以外の選手は、ボール(ペナルティーマーク)から9.15m以上離れなければなりません。
ペナルティーエリアの外にいても、このマークに近すぎる場合があるため、「ここまでは入ってきちゃダメだよ!」と示すために、このアークが描かれているんです。
PKのときだけ使われる、ちょっと特別な線なんですよ!

コーナーキック専用の「コーナーアーク」

ピッチの四隅(コーナー)には、小さな1/4の円が描かれています。
これを「コーナーアーク」と呼びます。
コーナーキックを蹴るときは、必ずこのコーナーアークの中にボールを置いて蹴らなければいけません。
少しでもはみ出していると、やり直しになってしまうんですよ。
コーナーフラッグ(旗)の根元にある小さなスペースですが、ここから数々のドラマが生まれると思うとワクワクしますよね!

公式名称と英語表記のおさらいまとめ!

さて、ここまでたくさんのラインやエリアの名前をご紹介してきました。
最後に、サッカーのラインの名前を一覧でスッキリと整理しておきましょう!
公式名称とよく使われる通称、そして英語表記をセットにしておくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • タッチライン(通称:サイドライン / 英語:Touch line)= 縦の長い線。出たらスローイン!
  • ゴールライン(通称:エンドライン / 英語:Goal line)= 横の短い線。出たらゴールキックやコーナーキック!
  • ハーフウェーライン(通称:センターライン / 英語:Half-way line)= 陣地を半分に分ける線。
  • センターマーク(英語:Center spot)= キックオフでボールを置く点。
  • センターサークル(英語:Center circle)= キックオフ時に相手が離れる範囲の円(半径9.15m)。
  • ペナルティーエリア(英語:Penalty area)= ゴール前の大きな四角。キーパーが手を使える範囲で、反則するとPKになる場所。
  • ゴールエリア(英語:Goal area)= ゴール前の小さな四角。ゴールキックを蹴る場所の基準。
  • ペナルティーマーク(英語:Penalty mark)= PKのときにボールを置く点。
  • ペナルティーアーク(英語:Penalty arc)= PKのときに他の選手が近づけない距離を示す弧。
  • コーナーアーク(英語:Corner arc)= ピッチ四隅の小さな1/4円。コーナーキックでボールを置く場所。

いかがでしたか?
最初は全部同じ「白線」に見えていたかもしれませんが、一つひとつにこんなにもしっかりとした意味と役割があったんですね!
これを知っているだけで、審判の笛が鳴った瞬間に「あ、タッチラインを割ったからスローインだな」とか、「ペナルティーエリアで倒れたからPKになるかも!」と、試合展開を素早く読めるようになりますよ。

次にサッカーの試合を観戦するときや、お子さんの試合を見に行くときは、ぜひ今回覚えたラインやエリアの役割に注目してみてくださいね。
きっと、今まで以上にサッカーの奥深さを感じられて、応援にも熱が入ること間違いなしです!
これからも、ルールを楽しみながらサッカーを満喫していきましょうね!