サッカーの蹴り方の名前って何?

サッカーの蹴り方の名前って何?

サッカーの試合を観ていたり、お子さんの練習に付き合っていたりするときに、「今のかっこいいキック、なんていう名前なんだろう?」と気になったことはありませんか?
専門用語がたくさんあって、なんだか難しそうに感じてしまいますよね。

でも、安心してください!
実は、サッカーの蹴り方の名前は、ある「2つの法則」さえ知ってしまえば、とってもシンプルで覚えやすいんですよ。
この記事を読めば、基本のキックから少しアクロバティックなキックまで、名前と特徴がバッチリわかるようになります!
次に試合を観るときや、実際にボールを蹴るときが、今よりもっと楽しくなること間違いなしです!

キックの名前は「足の部位」と「ボールの状況」で決まる!

キックの名前は「足の部位」と「ボールの状況」で決まる!

ずばり結論からお伝えしますね!
サッカーの蹴り方の名前は、大きく分けて「足のどの部分で蹴るか」による分類と、「ボールがどんな状況か・どんなフォームで蹴るか」による分類の2パターンで名付けられています。

この2つの軸さえ頭に入れておけば、難しそうに聞こえるサッカー用語も、「あ、そういうことだったんだ!」と簡単に理解できるようになるんですよ。
驚きですよね!

キックの名前が2つのパターンで呼ばれる理由とは?

キックの名前が2つのパターンで呼ばれる理由とは?

「どうして一つの法則にまとまっていないの?」と疑問に思うかもしれませんね。
実は、これにはサッカーというスポーツならではの面白い理由があるんですよ!

足のどの部分を使うかでの分類

サッカーは手を使わず、足だけでボールをコントロールするスポーツです。
そのため、足の「内側」「外側」「甲」「つま先」「かかと」など、当てる場所を変えることで、ボールの強さや正確さがガラッと変わるんです。

指導の現場でも、「ここは足の内側を使って正確に!」と教えることが多いので、足の部位に由来する名前が基本として広く使われているとされています。
近年では、初心者や子ども向けの教材でも、まずはこの「足の部位ごとの名前」を図解や動画でしっかり教える傾向があるんですよ!

どんな状況で蹴るかでの分類

一方で、試合中はボールがいつも綺麗に地面を転がっているとは限りませんよね。
空中に浮いているボールを蹴ったり、相手の頭上を越えるように浮かせて蹴ったりと、状況に応じた蹴り方が必要になります。

こういった「プレーの状況」や「独特のフォーム」から名付けられたキックもたくさん存在します。
「足の部位」と「ボールの状況」、この2つの視点があるからこそ、多彩なプレーを言葉で表現できるんですね!

覚えておきたい!サッカーの代表的な蹴り方と名前

ここからは、実際にどんな蹴り方があるのか、具体例をたっぷり紹介していきますね!
まずは基本となる「足の部位」から見ていきましょう。

足の部位でわかる!基本の蹴り方7選

これさえ知っておけば、あなたも立派なサッカー通です!
最近の解説記事などでは、最初の5種類を「基本のキック」としてまとめることも多いんですよ。

1. インサイドキック

足の内側の、広くて平らな面を使うキックです。
・特徴:足の面が広くボールに当たるため、一番正確に蹴ることができる基本的なキックです。
・用途:味方への短いパス(ショートパス)や、ゴロのボールを確実に届けたい場面で大活躍します。

2. アウトサイドキック

足の外側(薬指の付け根からくるぶしの下あたり)で蹴るキックです。
・特徴:足を大きく振らずに、小さな動作でポンッと外側にボールを出せます。
・用途:ドリブル中に走りながらサッとパスを出したり、相手の意表を突きたいときに使われる、ちょっとおしゃれなキックなんですよ!

3. インステップキック

靴ひもがある部分、つまり「足の甲」の硬い部分で蹴るキックです。
・特徴:足の一番硬い部分をボールの中心にぶつけるため、強くて速いボールが蹴れるのが最大の魅力です!
・用途:ゴールを狙う力強いシュートや、遠くの味方へ送るロングパス、キーパーのゴールキックなどで使われます。

4. インフロントキック

足の甲の内側、親指の付け根付近で蹴るキックです。
・特徴:インサイドとインステップの中間のようなキックで、ボールをこするように蹴ることでカーブ(回転)をかけやすいのが特徴です。
・用途:ゴール前にふんわりとしたボール(クロス)を上げたり、壁を越えて曲がるフリーキックを蹴ったりするときによく見られます。

5. アウトフロントキック

足の甲の外側、小指の付け根あたりで蹴るキックです。
・特徴:インフロントキックとは逆向きの回転がかかり、ボールが外側に向かって曲がっていきます。
・用途:少し高度な技術なので解説されていないことも多いですが、外側に逃げていくようなクロスやパスを出したいときに使われる職人技ですね!

6. トー(トゥー)キック

足の「つま先」でズドンと蹴るキックです。
・特徴:ボールに当たる面積が小さいのでコントロールは難しいとされていますが、足を後ろに振りかぶる時間がいらないため、一瞬で強いボールが蹴れます。
・用途:相手に囲まれた狭いスペースでのパスや、ゴールキーパーのタイミングをずらす「ここぞ!」というシュートで威力を発揮します。

7. ヒールキック

足の「かかと」を使って蹴るキックです。
・特徴:自分が前を向いたまま、体の後ろ方向へボールを出せるのが特徴です。
・用途:自分の背後を走り抜ける味方へのパスや、相手の意表を突くトリッキーなプレーで観客を沸かせることができますよ!

ボールの状態やフォームでわかる蹴り方

次は、空中のボールを処理したり、特別な体勢で蹴ったりするときの名前です。
これを知っていると、試合観戦がぐっと盛り上がりますよ!

ボレー系のキック

空中に浮いているボールを、地面に落ちる前に直接蹴ることを「ボレーキック(ボレー)」と呼びます。
さらに細かく分けると、次のような名前があります。

  • ハーフボレー(ドロップキック):ボールが地面にポーンと1回バウンドして、浮き上がった直後のタイミングを狙って蹴る技です。
  • ジャンピングボレー:その名の通り、空中にジャンプしながら体を投げ出して打つダイナミックなボレーです!
  • フロントボレー/サイドボレー:体の正面で蹴るか、横向きの体勢で足を振り抜くかによる呼び分けですね。

アクロバティックなオーバーヘッドキック

サッカー漫画などで一度は見たことがあるのではないでしょうか?
ゴールに背を向けた状態から、空中で足を頭よりも高く振り上げ、後ろに倒れ込みながらボールを蹴るスーパープレーです!
自転車のペダルをこぐような動きから、「バイシクルキック」と呼ばれることもあります。

軌道や目的でつけられた蹴り方の名前

最後は、ボールがどんな軌道を描くか、何のために蹴るかに由来する名前です。
「どう蹴るか」と「どんなボールになるか」がセットになっているとイメージしやすいですよね。

ふわっと浮かせるチップキック

つま先などをボールの下にスッと入れて、ふんわりとボールを浮かせるキックです。
「ループ」や「ロブ」と呼ばれることもありますね。
相手ディフェンダーの頭上を越える優しいパスを出したり、前に出てきたキーパーの頭を越える「ループシュート」に使われたりします。
力強さよりもタイミングと柔らかさが命の、とても美しいキックなんですよ。

曲がるボール!カーブキック

実は「カーブキック」というのは、蹴り方の公式な名前ではなく、インフロントキックなどを利用して曲げた「ボールの軌道」を指して使われる言葉です。
同じように、無回転でブレながら飛んでいく「ブレ球」なども軌道を表す言葉ですね。
「インフロントキックを使って、見事なカーブキックを蹴った!」というように使われます。

蹴り方の名前がわかるとサッカーがもっと面白くなる!

いかがでしたか?
サッカーの蹴り方の名前は、決して難しい暗号ではありません。
基本的には「足のどこに当てるか」「どんな状況で蹴るか」というシンプルな組み合わせでできていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

「インサイド」や「インステップ」といった基本の5〜7種類を覚えるだけでも、テレビの解説者が言っていることがスッと耳に入ってくるようになります。
そして、状況に応じた「ボレー」や「チップキック」などの言葉を知っていれば、選手の凄いプレーがどれだけ高度な技術なのかがより深く理解できるようになりますよ!

さあ、新しいキックに挑戦してみましょう!

知識がついた今、きっと足がウズウズして「ちょっとボールを蹴ってみたいかも!」と思っているのではないでしょうか?

お子さんと一緒に公園でボールを蹴るときも、「次はインサイドキックでパスしてみようか!」「今のトーキック、かっこよかったね!」なんて声をかけてあげたら、きっとお子さんのモチベーションも急上昇するはずです。
もちろん、ご自身でフットサルなどを楽しむ際にも、今日知った名前を意識しながら蹴ってみてください。

言葉を知ることは、プレーの幅を広げる第一歩です。
ぜひ、あなたらしい素晴らしいキックをグラウンドで響かせてくださいね!
応援しています!