
でも、テレビで見るプロの11人制サッカーと違って、小学生の試合は「8人制」で行われることが多いですよね。
「11人制と比べて、ポジションごとの役割ってどう違うんだろう?」と疑問に思うパパやママも多いのではないでしょうか?
この記事では、8人制ならではのポジションごとの動きや、よく使われるフォーメーションについて、とってもわかりやすく解説していきますね!
ここでお伝えするポイントを知っておけば、週末の試合観戦がグッと楽しくなりますし、お子さんの頑張りを今まで以上に見つけてほめてあげられるようになりますよ。
それでは、一緒に8人制サッカーの奥深い世界を覗いてみましょう!
8人制サッカーのポジションは「攻撃と守備の役割が重なる」のが最大の特徴!

ですが、8人制の場合、ずばり「全員が攻めて、全員が守る」という意識がとっても重要になるんです!
11人制に比べて人数が少ないぶん、一人ひとりが担当するエリアが広くなり、攻撃と守備の両方をこなす場面がたくさん出てくるんですよ。
たとえば、GKがただゴールを守るだけでなく攻撃の第一歩を作ったり、DFがスルスルっと前にドリブルしてシュートを打ったりするシーンも珍しくありません。
つまり、ポジションの名前や決められた枠にとらわれすぎず、「今の状況に合わせて動くこと」が、8人制サッカーでは一番大切な役割と言えるんですね!
どうして8人制は11人制と役割が変わってくるの?

その理由を3つのポイントに分けてお話ししますね!
コートの広さと人数のバランスが違うから
実は、8人制サッカーのコートの広さは、11人制の約半分(大人のペナルティエリアからペナルティエリアまでの長さなど)に設定されています。コートは半分になっていますが、人数は11人から8人へと、そこまで極端には減っていませんよね。
そのため、ボールの周りに人が集まりやすく、攻守の切り替えが非常にスピーディーに行われるんです!
相手との距離も近いので、「自分はDFだからずっと後ろにいる」「FWだから前で待っている」というわけにはいきません。
ボールが動くたびに全員が連動して動く必要があるので、自然と役割が幅広くなっていくんですね。
「守る・運ぶ・点を取る」の切り替えが早いから
最近の少年サッカーの指導現場では、ポジションの役割を「守る・運ぶ・点を取る」という言葉で整理して子どもたちに伝えることが増えています。これは、子どもや保護者の方にも直感的に理解しやすくするためなんですよ。
8人制では、ボールを奪った(守る)瞬間にパスやドリブルで前へ進め(運ぶ)、すぐにシュート(点を取る)まで持ち込む場面が頻繁に起こります。
逆も同じで、シュートを外したらすぐに最初の守備(守る)が始まります。
このようにプレーの展開がとても速いため、特定の役割だけをこなすのではなく、1人が複数の役割を連続して行う必要があるんです。
これって、子どもたちの判断力や体力を鍛えるのにぴったりの環境だと思いませんか?
育成年代だからこそ「すべてのプレー」を経験させるため
これが一番大切な理由かもしれません!日本サッカー協会(JFA)がジュニア年代に8人制を推奨している大きな目的の一つは、「子どもたち全員にボールに触れる機会を増やすこと」なんです。
11人制だと、どうしてもボールに触らない時間が長くなってしまう子がいますよね。
でも8人制なら、ボールに関わる回数が劇的に増え、シュート、パス、ドリブル、カバーリングといったサッカーに必要なあらゆるプレーを全員が自然と経験できます。
「DFだから守備の練習しかしない」のではなく、どのポジションにいても攻撃と守備の基本を学べる。
だからこそ、ポジションごとの役割があえて重なり合うようにデザインされていると言えるんですよ!
8人制サッカーの基本ポジションと代表的なフォーメーション

これを覚えておくと、試合を見る目がガラッと変わりますよ。
各ポジションの具体的な役割って?
8人制サッカーにおける基本の4つのポジションについて、それぞれの役割を見ていきましょう!
GK(ゴールキーパー)の役割
GKといえば「シュートを止める最後の砦」ですよね。でも、8人制でのGKはそれだけではありません!
実は、攻撃の最初の起点(ビルドアップの始まり)としての役割がとっても大きいんです。
後方から全体を見渡せるので、フリーの味方に正確なパスを出したり、大きな声で味方に指示を出したりと、チームの司令塔のような動きも求められます。
足元のボールコントロール技術も必要な、現代的でカッコいいポジションなんですよ!
DF(ディフェンダー)の役割
DFの基本は、相手の攻撃を食い止めてゴールを守ることです。しかし、8人制では守るだけでなく、ボールを奪ったら前線へパスをつないだり、時には自分でドリブルして攻撃に参加(オーバーラップ)する場面がたくさんあります。
DFが積極的に前に出ることで、相手チームの守備を崩す大きなチャンスになるんです。
後ろから味方をサポートしつつ、隙あらばゴールも狙う、とってもアクティブなポジションですね!
MF(ミッドフィルダー)の役割
MFはコートの真ん中に位置し、攻撃と守備をつなぐ重要な役割を担います。前へ行ったり後ろへ戻ったりと、とにかくピッチを走り回るため、豊富な運動量と素早い判断力が必要です。
味方からボールを受けて前線へ運んだり、相手の攻撃の芽を早めに摘み取ったりと、試合のコントロールタワーとして大活躍します。
ボールに触る回数が一番多いポジションかもしれませんね!
FW(フォワード)の役割
FWの最大の役割は、もちろん「ゴールを決めること」です。でも、ただ前でボールを待っていればいいわけではありません。
相手ボールになった瞬間、一番前線から相手を追いかけてプレッシャーをかける「最初のディフェンダー」としての役割も持っています。
FWが頑張って前からはめる(守備をする)ことで、後ろの味方がボールを奪いやすくなるんです。
攻守にわたってチームを引っ張るエースのポジションですね!
フォーメーション例① バランス型の「3-3-1」
8人制サッカーのフォーメーションは、GKを除いた7人のフィールドプレーヤーの配置で呼びます。中でも一番ポピュラーなのが「3-3-1(後ろからDF3人、MF3人、FW1人)」です!
このフォーメーションには、以下のような特徴があります。
- ピッチ全体に選手がバランスよく配置されるため、守備が安定しやすい
- 両サイドの選手(MFやDF)が上がりやすく、サイド攻撃を仕掛けやすい
- 誰がどこを守るかの役割分担が比較的わかりやすい
初心者から強豪チームまで幅広く使われており、「まずはこの形から」というチームも多いですよ。
お子さんがどの位置にいるのか、ぜひ探してみてくださいね!
フォーメーション例② 攻撃重視の「2-3-2」
もう一つよく見かけるのが「2-3-2(後ろからDF2人、MF3人、FW2人)」というフォーメーションです。こちらはFWが2人いるので、前線の人数が多くなります。
- 前線から相手にプレッシャーをかけやすい(ハイプレス)
- 中央突破や、FW同士の連携でパスをつなぎやすい
- DFが2人なので、守備の時はMFがしっかり戻ってカバーする必要がある
とても攻撃的でワクワクするフォーメーションですね!
その分、一人ひとりの運動量や「守備への素早い切り替え」が強く求められます。
チームの特徴や、子どもたちの得意なプレーに合わせて、指導者の方はいろいろな配置を試しているんですよ。
8人制サッカーのポジションごとの役割をおさらいしよう!
ここまで、8人制サッカーならではのポジションの役割やフォーメーションについてお話ししてきました。重要なポイントをもう一度まとめておきましょう!
- 8人制は人数が少ないため、全員が「守る・運ぶ・点を取る」に関わる
- GKはシュートを止めるだけでなく、後方からの声かけや攻撃の最初の起点になる
- DFは相手の攻撃を止めるだけでなく、前進して攻撃にも積極的に参加する
- MFは攻守のつなぎ役として、豊富な運動量と素早い判断力が求められる
- FWはゴールを狙うだけでなく、前線からの最初の守備もこなす
- フォーメーションは「3-3-1」や「2-3-2」が基本で、チームの強みで配置が変わる
11人制のようにポジションの枠に縛られず、1人が攻撃と守備の両方を担う場面が多いのが、8人制サッカーの大きな魅力です!
ポジションにとらわれず、お子さんのチャレンジを応援しましょう!
少年サッカーの時期は、まだ体が小さく、これからどんな得意プレーが伸びていくか分からない可能性の塊です。「うちの子は足が遅いからDFは無理かも…」「体が小さいからFWは難しいかな」なんて心配する必要は全くありませんよ!
むしろ、8人制サッカーはすべてのポジションで攻撃と守備を経験できるように作られた素晴らしいシステムです。
今日DFをやった経験が、明日FWをやるときに「相手が嫌がる動き」として活きてくるんです。
ぜひ、お子さんが新しいポジションに挑戦するときは、「いろんなプレーができるチャンスだね!」と明るく背中を押してあげてくださいね。
保護者のみなさんの温かい応援が、子どもたちの成長の最大のパワーになります!
今度の週末の試合は、ポジションごとの幅広い役割に注目しながら、元気いっぱい応援しちゃいましょう!