サッカーの入場曲にアイーダって本当?

サッカーの入場曲にアイーダって本当?

サッカー中継をテレビで見ているときや、スタジアムへ応援に行ったとき、選手が入場してくるシーンで流れる壮大なメロディーを聞いたことはありませんか?
「オー・オー・オオオオー」と、思わず一緒に歌いたくなるあのメロディー、一体なんていう名前の曲なんだろう?って気になったことがある方も多いのではないでしょうか!
実はあの曲、ただのBGMではなくて、サッカーの歴史と深く結びついた超有名なクラシック音楽なんですよ。

この記事を読めば、あの曲の本当の名前や、なぜサッカーの試合で使われるようになったのかがスッキリ分かります!
スタジアムでの観戦がさらに楽しくなること間違いなしなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

サッカーの入場曲でおなじみのメロディーは「アイーダ」の凱旋行進曲!

サッカーの入場曲でおなじみのメロディーは「アイーダ」の凱旋行進曲!

ずばり結論から言ってしまうと、あの有名なメロディーはヴェルディという作曲家が作ったオペラ『アイーダ』の中の「凱旋行進曲」なんです!
よく「アイーダという曲」と呼ばれがちですが、実は『アイーダ』というのはオペラ劇全体のタイトルなんですよ。
その劇中の第2幕第2場で、勝利を祝って演奏されるのがこの「凱旋行進曲(Triumphal March)」というわけです。

サッカーの入場曲や応援歌として「アイーダ」と言えば、この「凱旋行進曲」を指しているんですね!
サッカーファンにとっては、まさに試合開始のワクワク感を一気に高めてくれる、最高のテーマソングではないでしょうか?

なぜ「アイーダ」がサッカーの定番曲になったの?

なぜ「アイーダ」がサッカーの定番曲になったの?

でも、どうしてクラシックのオペラ曲が、サッカーというスポーツの場でこんなにも定番になったのでしょうか?
そこには、曲の持つ圧倒的なパワーと歴史的な背景が深く関係しているんですよ!
気になる理由を詳しく解説していきますね。

勝利や栄光を象徴する荘厳な曲調だから

一番の理由は、なんといっても曲そのものが持つ力強いメッセージ性です!
先ほどお伝えしたように、「凱旋行進曲」はオペラの中で戦いに大勝利して凱旋(帰還)するシーンで使われます。

そのため、トランペットが力強く鳴り響き、勝利や栄光を祝福するような荘厳で華やかなメロディーになっているんですね。
これから激しい戦い(試合)に挑む選手たちを鼓舞し、サポーターのテンションを最高潮へ引き上げるのに、これほどピッタリな曲はないと思いませんか?

日本で定着した意外なきっかけとは?

世界中で愛されているこの曲ですが、日本でここまでサッカーと深く結びついたのには面白い歴史的背景があるんですよ。
実は、1994年以前のサッカー界では、現在のような世界共通の公式入場曲というものが存在していませんでした。
そのため、各国の大会や試合ごとに、クラシックの行進曲などがかなり自由に使われていたんです。

日本では、昔から日本代表戦などの大舞台でこの「アイーダ」がたびたび使われており、徐々に「サッカーといえばアイーダ!」というイメージがファンの間に定着していったんですね!

パルマFCと中田英寿選手の影響って本当?

また、日本のファンの間で「アイーダ」が有名になった理由として、よく語られる有名なエピソードがあります。
それは、元日本代表の中田英寿さんがイタリアの「パルマFC」というチームに移籍して大活躍したことです!
パルマFCでは、ホームスタジアムでの入場曲として長年この「アイーダ」を使用していました。

中田選手の活躍とともにパルマFCの試合が日本でもたくさんテレビ放送されるようになり、あの壮大なメロディーが多くのサッカーファンの耳に残ったと言われているんですよ。
実際にはそれ以前から日本代表戦などで使われていましたが、中田選手の存在がさらに人気を後押ししたのは間違いないかもしれませんね!

「アイーダ」がサッカーで使われる3つの場面

「アイーダ」がサッカーで使われる3つの場面

それでは、実際に「アイーダ」がサッカーのどんなシーンで使われているのか、具体的な例を3つご紹介しますね!
皆さんもきっと、「あ!あの場面で聞いたことがある!」と思い出せるはずですよ。

1. スタジアムを盛り上げるサポーターのチャント(応援歌)

私たちが最もよく耳にするのが、サポーターが歌う応援チャントの原曲としての「アイーダ」です!
日本のサッカー界では、「オー、オー、オオオオー」という力強い掛け声に合わせて、スタジアム全体で大合唱されるのがすっかりお決まりになっています。

  • 試合前の選手ウォーミングアップ時
  • チャンスを迎えて一気に攻め込むとき
  • スタジアム全体を一つにまとめたいとき

このように、サポーターが自らチームを奮い立たせるための強力な武器として使われているんですよ。
初めてスタジアムに行った人でも簡単に歌える親しみやすさが、最大の魅力ですよね!

2. かつての日本代表戦での選手入場シーン

以前は、日本代表の試合で選手がピッチに入場してくるときに「アイーダ」がBGMとして流れることがよくありました。
青いユニフォームを着た選手たちが、この荘厳なメロディーに合わせて堂々と姿を現す瞬間は、何度見ても鳥肌が立ちますよね!

当時は公式な演出としての「入場曲」という役割をしっかり果たしていました。
今でも「サッカーの入場曲といえば絶対にアイーダ!」と答える熱狂的なオールドファンの方も多いんですよ。

3. 優勝セレモニーなど栄光の瞬間

試合の始まりだけでなく、大会の終わりを華やかに飾るシーンでも「アイーダ」は大活躍します。
激闘を制して優勝カップを高く掲げる瞬間や、場内をパレードするときなどですね。

もともとが「凱旋(勝利の帰還)」を意味する曲なので、チャンピオンを称える優勝セレモニーにはまさにうってつけの演出なんです!
勝者だけが味わえる至福の空間を、さらにドラマチックに彩ってくれます。

現在のFIFA公式大会の入場曲はどうなっているの?

ここで少し、サッカー通になれる豆知識です!
「アイーダ」はサッカーの定番ですが、実は現在のワールドカップなどFIFA主催の公式大会では、選手入場時に「FIFA Anthem(ワールドフットボールアンセム)」という別の公式曲が使われているんです。

1994年のアメリカ大会からこの「FIFA Anthem」が標準化されたため、最近の国際大会の入場シーンで「アイーダ」が流れることは少なくなりました。
また、日本のJリーグでも「J.LEAGUE ANTHEM ’93’」という専用の入場曲がしっかりと用意されているんですよ。

公式の「入場曲」としての役割は専用のアンセムに譲りつつも、サポーターの「応援歌」としてアイーダは今でも深く愛され続けているんですね!

サッカーを彩る名曲「アイーダ」の歴史を感じよう!

今回は、サッカーでおなじみの名曲「アイーダ」について詳しく解説してきました。
ここまでの内容を簡単におさらいしてみましょう!

  • 曲の正体はヴェルディ作曲のオペラ『アイーダ』の「凱旋行進曲」
  • 勝利や栄光を象徴する曲調がサッカーの戦いにピッタリ
  • かつては選手入場曲として、現在はサポーターの応援チャントとして定番
  • 現在のFIFA公式大会では「FIFA Anthem」が公式入場曲となっている

ただのBGMだと思っていた曲に、こんなにも深い歴史と意味が込められていたなんて驚きですよね!
クラシック音楽とスポーツがこれほど見事に融合して、長く愛され続けている例は、なかなかないのではないでしょうか。

次にスタジアムへ足を運んだり、テレビでサッカー中継を見たりするときは、ぜひ応援席から聞こえてくるメロディーに耳を澄ませてみてください。
「あ、アイーダの凱旋行進曲だ!」と気づくことができれば、今まで以上に試合観戦が楽しくなるはずですよ!
あなたもぜひ、「オー、オー、オオオオー」と一緒にお腹の底から声を出して、熱いサッカーの空気を思いっきり楽しんでみてくださいね!