サッカーのバックパスで反則になるのは?

サッカーのバックパスで反則になるのは?

サッカーの試合を観ていて、「あれ?今のキーパーへのパス、なんで手で取ってもいいの?」とか、「どうして今のバックパスは反則になったんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、サッカーのルールにおいて「後ろにパスしたら全部反則」というわけではないんですよ!
この記事では、ちょっと複雑に感じるキーパーへのパスのルールについて、初心者さんにも分かりやすく丁寧に解説していきますね。
最後まで読んでいただければ、モヤモヤしていたルールの疑問がスッキリ解決しますよ!
ルールが分かると、審判の判定に納得できたり、選手たちの駆け引きが深く理解できたりして、これからのサッカー観戦が何倍も楽しくなること間違いなしです!
さっそく一緒に確認していきましょう!

味方の足でのパスをキーパーが手で扱うと反則!

味方の足でのパスをキーパーが手で扱うと反則!

さっそくお伝えしますね!
サッカーにおけるこの反則とは、味方選手が足で意図的に蹴ったボールを、ゴールキーパーが自陣ペナルティエリア内で手や腕で扱うことを指しているんです。
つまり、単に「後ろ(自陣方向)へパスを送るプレー」そのものが禁止されているわけではないんですよ!
ここ、結構勘違いしやすいポイントですよね。
足でパスされたボールを、キーパーが「足」でトラップしたり、蹴り返したりする分には全く問題ありません!
あくまで手や腕で扱ってしまった時にだけ反則になると覚えておいてくださいね。

時間稼ぎを防いで試合を面白くするためなんです!

時間稼ぎを防いで試合を面白くするためなんです!

そもそも、なぜこんなルールがあるの?と気になりませんか?
実は、1992年にこのルールが導入される前までは、味方からのパスをキーパーが何度でも手でキャッチすることができたんですよ!
だから、勝っているチームがリードを守るために、ディフェンダーとキーパーの間で延々とパス回しをして時間を稼ぐ…というつまらないプレーが横行してしまったんです。
「これじゃあ観ていて全然面白くないですよね!」ということで、サッカーをより攻撃的でスリリングなものにするために、このルールが誕生しました。
なんと、ルール変更のおかげで試合のテンポが格段に上がり、今のスピーディーなサッカーへと進化を遂げたというわけなんですよ。
驚きですよね!
ルールひとつでスポーツの面白さがこんなに変わるなんて、本当に興味深いですね。

反則になるための「3つの条件」が揃う必要があるから!

反則になるための「3つの条件」が揃う必要があるから!

では、なぜ反則になったりならなかったりするのでしょうか?
実は、この反則を取られるためには、最新の日本サッカー協会の競技規則で定められた3つの条件がすべて揃う必要があるからなんですよ!
どれか一つでも欠けていたら、キーパーが手で触っても反則にはなりません。
どんな条件なのか、一つずつ詳しく見ていきましょうね!

条件①:味方の選手からのボールであること

まず大前提として、パスを出したのが味方の選手である必要があります。
もし、相手チームの選手が蹴ったボールが偶然キーパーのところに飛んできた場合は、もちろん手でキャッチしても大丈夫ですよ!
これはピンチを防ぐための正当なセーブになりますからね。
味方からのボールに対してのみ、この厳しいルールが適用されるんです。

条件②:足で「意図的」に蹴ったボールであること

ここが一番の判断ポイントになります!
ボールを戻した部位が「足(ひざから下)」であり、かつ意図的にキーパーに向けて蹴った場合のみ対象となります。
最近のJリーグや解説メディアでも、「今のプレーは意図的だったか?」がよく議論の的になっているんですよ。
例えば、相手のパスをカットしようとして足を出したら、たまたまキーパーの方向にボールが飛んで行ってしまった…という「ミスキック」の場合は、意図的ではないのでキーパーが手で取っても反則にはならないんです!
審判さんは、単なるミスなのか、それとも明確にキーパーへ戻す意図があったのかを、プレーの流れから一瞬でしっかり見極めているんですよ。
一瞬の判断を求められる審判さんって、本当にすごいですよね!

条件③:キーパーが「手や腕」で扱うこと

最後の条件は、キーパーの触り方です。
自陣のペナルティエリア内で、キーパーが手や腕でボールに触れると反則が成立します。
ここでいう「扱う」というのは、両手でしっかりキャッチすることだけでなく、片手で弾いたり、手でボールを保持したりする動作すべてが含まれるんです。
ちなみに、キーパーが一度自分の足でボールをトラップした後に、相手が迫ってきて「やっぱり危ない!」と思って手で拾い上げるのも反則になってしまいます。
手や腕を使った瞬間にピーッ!と笛が鳴ってしまうということですね!

OKなプレーとNGなプレーの具体例をご紹介!

ルールの条件が分かったところで、実際の試合でよく見るシーンを具体例として挙げてみますね。
これを知っておくと、試合中の「あ、今のどっちだろ?」がすぐに分かるようになりますよ!

【NG例1】味方が足で出したパスをキーパーがキャッチする

これが一番典型的な反則のパターンです。
相手に攻め込まれてピンチになった時、味方ディフェンダーが意図的に足でキーパーにパスを戻しました。
それをキーパーが手でキャッチしてしまうと、完全にアウトです!
これは3つの条件がすべて揃ってしまっていますよね。
この場合、相手チームに間接フリーキックが与えられてしまいます。
ペナルティエリア内からのフリーキックになるので、大ピンチを招いてしまうんですよ!

【NG例2】スローインからのボールを直接手で受ける

これ、意外と忘れがちなルールなので要注意です!
実は、味方が投げたスローインのボールを、キーパーが直接手で受けるのも反則なんですよ。
スローインは足で蹴っているわけではありませんが、競技規則で特別に「手で扱ってはいけない」と決められているんです。
スローインを受けたキーパーは、必ず足や胸などでプレーしなければいけません。
驚きですよね!
試合中、スローインの場面があったらぜひキーパーの動きに注目してみてくださいね。

【OK例1】頭や胸、太ももを使ってキーパーに戻す

では、反則にならないOKな例を見てみましょう。
味方からのボールであっても、頭(ヘディング)や胸、太ももなど「足(ひざから下)以外」の部位を使ってキーパーに戻した場合は、キーパーは手でキャッチしても反則にはなりません!
よく、ディフェンダーがふわりと浮いたボールを胸でトラップして、そのまま胸でキーパーに落とすプレーを見かけませんか?
あれはルールをしっかり理解した上で、安全にキーパーに手で取らせるための高度なテクニックなんですよ!
選手たちの賢いプレーを見ると、ワクワクしますよね!

【OK例2】クリアミスが偶然キーパーに飛んでしまった

ディフェンダーが大きく前に蹴り出そう(クリアしよう)としたボールが、当たり損ねて後ろに飛んでしまい、キーパーのところに転がっていったとします。
これは「キーパーに向けて意図的に蹴った」わけではなく、単なるミスですよね。
この場合は意図的なパスではないと判断されるため、キーパーが手でキャッチしてもOKなんです!
解説者さんが「今のボールはミスキックという判定なので、手で取っても大丈夫ですね」と言っているのをよく耳にするのではないでしょうか?

意図的な足のパスを手で触ると反則になります!

ここまで、サッカーにおける少しややこしいルールについて詳しく解説してきました。
情報がたくさんあったので、最後にもう一度大切なポイントを整理しておきましょう!

  • 「後ろへのパス」自体が反則なわけではない。
  • 味方が足で意図的に蹴ったボールをキーパーが手で扱うと反則。
  • 味方からのスローインを直接手で受けるのも反則。
  • 頭や胸、太ももで戻したボールなら手でキャッチしてOK。
  • たまたま飛んできたミスキックなら手で取ってもOK。
  • 反則をした場合、その場所から相手の間接フリーキックで試合が再開される。

もし反則が起きた場所がゴールエリアというゴールにとても近い場所だった場合は、ゴールエリアの線上のうち、反則が起きた場所に一番近い地点からの再開になります。
ゴールキーパーとディフェンダーが壁を作って、至近距離からの間接フリーキックを防ごうとするシーンは、見ているこちらも手に汗握る大興奮の瞬間ですよね!

いかがでしたでしょうか?
サッカーのルールって、知れば知るほど奥が深くて面白いですよね!
「後ろへのパス=全部ダメ」ではなく、「どうやって戻したか」「意図があったか」という選手や審判の細かい判断が隠されていることがお分かりいただけたかと思います。
これからは試合を見る時、ディフェンダーがどうやってキーパーにボールを戻すのか、キーパーは手を使うのか足でさばくのか、ぜひ注目してみてくださいね!
きっと、今までとは違った視点でサッカーを楽しめるはずですよ。
さあ、次回のサッカー観戦では、あなたもルール通としてお友達やご家族に解説してあげちゃいましょう!
これからも、一緒にサッカーを思いっきり楽しんでいきましょうね!