サッカーのアンダーシャツのルールとは?

サッカーのアンダーシャツのルールとは?

サッカーを頑張るお子さんを応援しているパパやママ、そしてこれから公式戦に出場する選手のみなさん!
試合に向けて準備をしていると、「ユニフォームの下に着るインナーって何色でもいいの?」と迷うことはありませんか?
お店に行くとカラフルなアンダーシャツがたくさん並んでいて、どれを買えばいいか悩んでしまいますよね。

実は、サッカーのアンダーシャツにはしっかりとルールがあるんです!
この記事を読めば、「どんな試合で、どの色のインナーがOKなのか」がスッキリわかりますよ。
もう試合当日に「そのシャツじゃ出場できないよ!」と審判に言われて慌てる心配はありません。
お子さんが安心してプレーに集中できるように、最新の決まりごとを一緒に確認していきましょう!

出場する大会レベルでインナーの色規定は変わる!

出場する大会レベルでインナーの色規定は変わる!
サッカーのアンダーシャツ(インナーシャツ)について、まず最初に大切なポイントをお伝えしますね!
アンダーシャツのルールは、「公式競技規則」と「日本サッカー協会(JFA)の運用緩和」、そして「大会ごとのローカル規定」によって内容が変わるのが最大の特徴なんです。

つまり、一言でまとめるとこうなります。

  • 全国大会などの厳しい試合:従来通り「ユニフォームの袖の色に合わせる」のが原則
  • 県大会や少年サッカーなど:色は自由でもOK!ただしチーム内で同じ色に統一すること

このように、現在は大きく分けて「二重構造」になっているんですね!
出場する試合のレベルや地域によってルールが異なるため、「この色を買っておけば絶対にどこでも大丈夫!」とは一概に言えないのが現状なんですよ。
でも安心してください!これからその仕組みをわかりやすく解説していきますね。

どうして試合によって規定が違うの?

どうして試合によって規定が違うの?
「同じサッカーなのに、どうして試合によってルールが違うの?」と不思議に思いますよね!
実は、ここ数年で日本のサッカールールにちょっとした変化があったからなんです。
その背景を詳しく見ていきましょう!

世界共通の公式ルールは「袖の色を合わせる」のが大原則

まずは、世界中で適用されている基本的なルール(IFAB・JFAの公式競技規則)についてお話ししますね。
本来のルールでは、アンダーシャツについて次のように厳格に定められています。

  • アンダーシャツの袖の色は、ジャージ(ユニフォームのシャツ)の袖の主たる色と同じでなければならない

つまり、ユニフォームの袖が赤ならアンダーシャツも赤、青なら青を選ばなければいけない、というわけです!
もしユニフォームがマルチカラーや柄モノだった場合は、「各袖の主たる色と同じ、もしくは各袖とまったく同じ色の柄であれば認められる」とされています。
プロの試合を見ていると、みんなユニフォームとインナーの色が綺麗に揃っていますよね?
これは、この厳しい公式ルールをしっかり守っているからなんですよ。

日本独自の「運用緩和」でルールが少し優しくなった!

「でも、小学生やアマチュアのチームで、全員がユニフォームにピッタリ合う色のインナーを揃えるのって大変じゃない?」
そう感じた方も多いのではないでしょうか?
まさにその通りで、費用面や保護者の方の手間を減らすために、日本では2020年頃から日本サッカー協会(JFA)が「運用緩和」という通達を出したんです!

JFAの通達では、このように明記されています。

  • アンダーシャツの色は問わない。原則として、チーム内で同色のものを着用する。

驚きですよね!
以前のように「袖と完全に同じ色じゃないと絶対に試合に出られない!」という厳しい運用を、特に下部のカテゴリーでは優しく緩めてくれているんです。
ちなみに、アンダーショーツやタイツ(スパッツ)についても同様に「色は問わないが、チーム内で同色」が原則とされています。

チーム内での統一が新たな条件に

ルールが優しくなったとはいえ、何でもアリというわけではないんですよ。
「チーム内でバラバラな色を着るのはNG」という点は、むしろ強く強調されているんです!
たとえば、「A君は黒、B君は白、C君は青」といったように、チーム内で違う色のアンダーシャツを着て試合に出ることはできません。
「ユニフォームの色とは違ってもいいけど、チームのみんなとは同じ色にしてね!」というのが、最近の日本のサッカートレンドなんですね。

【カテゴリー別】どこまでOK?3つの具体例でチェック

【カテゴリー別】どこまでOK?3つの具体例でチェック
「理屈はわかったけど、うちの子の試合はどうなの?」という方のために、大会レベルに応じた具体例を3つご紹介しますね!
これを見れば、ご自身の状況と照らし合わせてイメージしやすくなるはずです。

具体例1:Jリーグや全国大会レベルの場合

JリーグやJFAが主催する全国大会(全日本少年サッカー大会の全国大会など)に出場する場合です。
このレベルの試合では、基本的にルールの緩和は適用されません。

  • 競技規則通り、「アンダーシャツの袖の色を、ユニフォームの袖の色と合わせる」のが絶対条件です。
  • もちろん、チーム内でも同色で統一する必要があります。

全国規模の大きな大会になると、世界基準のルールに準拠して厳格にチェックされる傾向があります。
もし大会要項に「全国大会に準拠する」と書かれていたら、従来通りの厳しいルール(袖色合わせ)が適用されるので、しっかりと準備してあげてくださいね!

具体例2:県大会や少年サッカー(4種)の場合

一番多くの方が当てはまるのが、この「県大会や地区大会、少年サッカー」のレベルではないでしょうか?
多くの地方協会や4種(小学生)委員会では、現場の負担を減らすためにJFAの「運用緩和」を取り入れたローカル規定を設けています。

  • 茨城県4種委員会の例:基本は「ユニフォーム袖と同色」だが、チーム内で同色なら違う色でも着用できると明記されています。
  • 徳島県協会補足規程の例:基本は「シャツの袖の主色と同じ」。ただし「色は問わないがチーム内で同色のものを着用」と緩和部分も併記されています。

このように、「全員で完全に色を揃えられないなら、色は自由にしていいからチームで同じ色に統一しよう」という現場寄りの対応がとても増えているんですよ!
ただし、協会によっては「可能な限り袖色を揃えること」とお願いしているケースもあるので、大会前に必ず要項を確認してみてくださいね。

具体例3:スクール内の試合や練習試合の場合

サッカーを始めたばかりで、スクール内の交流戦や練習試合に参加する場合ですね。
この段階では、審判も公式戦ほど厳しくインナーの色をチェックしないことが多いです。

  • 基本的にはどんな色のアンダーシャツでも大目に見てもらえることが多いです。
  • しかし、将来の公式戦に慣れるという意味も込めて、あらかじめチームカラー(黒など無難な色が多いです)で揃えるよう案内するクラブが主流です。

少年クラブの案内などを見ると、「インナーの色は原則自由になったけど、チーム内で統一するのが基本だよ」と保護者向けに説明しているケースがとても多いですね!
チームに入ったばかりの時は、先輩ママさんやコーチに「インナーは何色で揃えていますか?」と聞いてみるのが一番確実ですよ。

これってどうなの?よくある疑問にお答えします

ここでは、アンダーシャツを選ぶ際によくある「グレーゾーンな疑問」にお答えしますね!
これを知っておくと、お買い物のときに迷わなくて済みますよ。

半袖ユニフォームの下に長袖アンダーを着るのはOK?

「半袖のユニフォームの下から、長袖のインナーが見えていてもルール違反にならないの?」
これ、すごく気になりますよね!
実は、半袖の下に長袖のアンダーシャツを着ること自体は、世界的にも認められている着方なんです。

ただし条件があります。
基本ルールに則るなら、「見えているアンダーの袖の色が、ユニフォームの袖の主色と同じであること」が必要です。
一方で、運用緩和が適用される大会であれば「チーム内で同色なら、ユニフォームと違う色(黒や白など)でもOK」となる場合があります。
冬場の防寒対策や、夏場の日焼け・擦り傷防止として長袖を着せたい時は、出場する大会のルールが緩和されているかどうかをしっかりチェックしてくださいね!

ノースリーブのインナーなら色は気にしなくていい?

「袖がユニフォームからはみ出さない、ノースリーブのインナーならどうなの?」という疑問もあるでしょう。
一般的に、インナーの袖がユニフォームのシャツから全く見えないのであれば、それは「アンダーシャツ」とは見なされず、色の制限は受けないとする解説が多いです。

しかし、注意点があります!
プレー中に激しく動いて、少しでもインナーの袖や肩の部分がはみ出して見えてしまうと、「アンダーシャツ」として扱われ、審判から注意を受ける可能性があります。
「見えないから何色でもいいや!」と派手な色を着ていくのは、ちょっとリスクが高いかもしれません。
無難な色を選んでおくか、絶対に見えないようにしっかりサイズを合わせるのがおすすめですよ。

迷ったら「チームで統一」が安心の近道!

ここまで、サッカーのアンダーシャツにまつわるルールについて詳しく解説してきました。
最後に、この記事の重要なポイントを整理しておきますね!

  • 世界基準の公式ルールでは「ユニフォームの袖の色とアンダーシャツの色を合わせる」のが大原則です。
  • 日本ではJFAの運用緩和により、カテゴリーによっては「色は自由だけど、チーム内で同色に統一する」ことが認められています。
  • Jリーグや全国大会は「公式ルール」が適用されやすく、県大会や少年サッカーは「緩和ルール」が適用されやすい傾向にあります。
  • どこまで厳しくチェックされるかは、審判の気分ではなく「大会要項と主催者の方針次第」です。

「結局、どの色のインナーを買えばいいの?」と迷ったら、まずは所属しているチームのコーチや代表の方に「チームで指定している色はありますか?」と確認するのが一番の近道です!
チーム全員で同じ色(黒や白など揃えやすい色が多いですね)を着ることで、どんなローカルルールの大会でもスムーズに出場できますよ。

さあ、自信を持ってピッチへ送り出そう!

サッカーのルールって、時々変更があったりして親御さんがすべて把握するのも一苦労ですよね。
でも、こうして事前にしっかりとアンダーシャツのルールを知っておけば、もう直前になって慌てることはありません!
お子さんが「インナーのせいで試合に出られない…」なんて悲しい思いをすることもなくなります。

準備万端に整えたら、あとはピッチで全力プレーを見守るだけですね!
新しく揃えたカッコいいアンダーシャツを着て、元気に走り回るお子さんの姿を、ぜひ思いっきり応援してあげてくださいね。
サッカーを心から楽しむみなさんのことを、ずっと応援しています!