
サッカーの試合中継を見ていると、「今日の〇〇選手の走行距離は12kmです!」なんて実況を聞くことがありますよね。
「あんなに広いピッチを縦横無尽に走り回っているのに、一体どうやって測っているんだろう?」と不思議に思ったことはありませんか?
実は、最新のテクノロジーがギュッと詰まった驚きの方法で計測されているんですよ!
この記事では、プロの試合で使われているすごい仕組みから、私たち一般プレーヤーが自分の運動量を測る方法まで、分かりやすくお伝えします。
これを読めば、これからのサッカー観戦がもっと楽しくなること間違いなしですね!
さらに、あなたも自分の走行距離を知って、日々の練習や草サッカーのモチベーションアップに活かせるようになりますよ。
プロもアマチュアも最新機器で計測しています!

サッカーの走行距離は、主にGPSデバイスやトラッキングカメラを使って測定されています!
ひと昔前は人間が目で追って数えていた時代もあったそうですが、今は完全にデジタルの世界なんですよ。
プロの公式戦では、スタジアムに設置された高性能なカメラが選手全員の動きを自動で追いかけたり、練習中には選手自身がGPS内蔵の特別なインナーを着たりして測っています。
そして驚きなのは、こういった技術がプロだけのものではなくなってきていることなんです!
最近では、一般のプレーヤーでも市販のGPSトラッカーやスマートフォンのアプリを使って、自分の走行距離を簡単に測れるようになっているんですよ。
そもそもどうやって距離を計算しているの?

では、あの広いフィールドで、選手たちがどれだけ走ったかをどんな仕組みで計算しているのでしょうか?
ここでは、走行距離が弾き出されるカラクリについて、詳しく見ていきましょう!
「走行距離」の正体とは?
まず、サッカーにおける「走行距離」って、具体的に何を指していると思いますか?
全力疾走している時だけ?それともボールを追いかけている時だけ?
実は、走行距離というのは、選手が出場している間にピッチ上で移動した距離の総計(km)のことなんですよ!
つまり、激しいスプリント(全力疾走)はもちろん、歩いてポジションを直している時や、軽くジョギングしている時の移動分も、すべてひっくるめて足し上げたものなんです。
このデータを見ることで、選手の「運動量」や、チームのためにどれだけ汗をかいたかという「ワークレート」を客観的に評価することができます。
監督やコーチは、この数字を見て選手の疲労度をチェックしたり、怪我のリスクを減らすためのコンディション管理に役立てたりしているんですね!
位置情報を細かく記録して足し合わせる仕組み
「でも、どうやってその移動した距離を正確に計算するの?」と気になりますよね。
計算の基本原理は、パラパラ漫画をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません!
トラッキングシステムというすごい機械が、なんと毎秒10〜25回というものすごいスピードで、選手がピッチ上の「どこにいるか(位置座標)」を記録し続けているんです。
例えば、1秒間に25回記録するシステムだと、1試合90分でなんと約13万5,000回分のデータが記録されるんですよ!驚きですよね。
そして、コンマ何秒の間に「地点Aから地点Bへ何メートル移動したか」を計算し、その細かい移動距離を試合終了までずーっと足し合わせていくことで、「今日の総走行距離は12km!」といった数字が弾き出されるというわけなんです。
注意!「走行距離が長い=良い選手」とは限らない?
ここで一つ、すごく大切なポイントがあります。
それは、「走行距離が長いからといって、必ずしも最高のプレーをしたとは限らない」ということなんです。
もちろん、たくさん走ることは素晴らしいことですし、チームへの貢献度は高いと言えます。
ですが、サッカーはポジションやチームの戦術によって求められる動きが全然違いますよね。
例えば、待ち構えてパスをさばくタイプのボランチと、サイドを何度も上下動するサイドバックでは、そもそも走る距離が変わってきます。
そのため、走行距離はあくまで「たくさん動いたか」を知るための指標であり、プレーの質や戦術的な貢献度までは直接評価できないとされています。
「あの選手はあまり走っていないけど、肝心なところで決定的な仕事をしたね!」ということもサッカーの醍醐味ですよね!
現場で使われている3つの計測方法

仕組みが分かったところで、次は「どんな機械を使って測っているのか」について具体的に見ていきましょう!
プロの世界では、主に3つの方法が使われているんですよ。
スタジアムのカメラで全員を追跡!トラッキングシステム
現在、Jリーグなどでも大活躍しているのが、スタジアムの天井やスタンドに設置された専用のトラッキングカメラを使った測定方法です!
Jリーグでは2015年シーズンから、光学カメラ方式の「TRACAB(トラキャブ)」というシステムなどが導入され続けているとされています。
スタジアムに設置された2台のカメラがピッチ全体を見渡し、選手全員の動きを自動で追いかけてくれるんですよ。
映像から選手の座標を取得して移動距離を算出する、とても賢い光学式システムなんです。
このカメラ方式の最大のメリットはなんといってもこれです!
- 選手が体に重たい機器を装着しなくてもよい
- 両チームの選手全員のデータを一度に計測できる
- ボールの動きや審判の動きまで追える
選手に負担をかけずに、試合全体のデータが丸わかりになるなんて、本当にすごい技術ですよね!
背中にピタリ!GPS搭載の専用インナー
カメラと並んで現在のサッカー界で世界的な主流となっているのが、GPSを活用した専用デバイスによる測定です!
プロ選手が練習中や試合後のユニフォーム交換の時に、黒いスポーツブラのような短いインナーを着ているのを見たことがありませんか?
「あれって何のために着ているんだろう?」と思った方も多いでしょう。
実は、あのインナーの背中部分(肩甲骨の間あたり)に、小さなGPSデバイスがスッポリと入っているんです!
海外のビッグクラブで先行して導入され、今では日本の多くのクラブでも標準的なアイテムとなっています。
オーストラリアのCatapult(カタパルト)社が提供しているデバイスなどがとても有名ですね。
このGPSデバイス、ただ走行距離を測るだけじゃないんですよ!
- 走行距離
- 最高速度
- 急加速や急減速の回数
- スプリント(全力疾走)の回数
- 心拍数や疲労度
このように、衛星と通信することで選手の体のあらゆるデータを集めてくれる、まさに「スーパーコンピューター」のような役割を果たしているんです!
スパイクやすね当てにチップを内蔵!?
さらにマニアックで最新の技術として、選手の身につける道具そのものにチップを埋め込む方法もあるんですよ。
これ、ちょっとスパイ映画みたいでワクワクしませんか?
例えば、スパイクの底に小さな計測チップをカチッと埋め込むタイプがあります。
足元の動きを直接測るので、より正確なデータが取れると言われています。
また、選手がすねにつける「すね当て(シンガード)」に計測機器を埋め込む開発も進んでいるんですよ。
選手本人に直接装着するため精度が非常に高く、「誤差30cm以内」を目指して日々高精度化が進んでいるそうです!
あなたも自分の走行距離を測ってみませんか?
ここまでプロのすごい技術をご紹介してきましたが、「じゃあ、趣味でサッカーをしている自分たちはどうすればいいの?」って思いますよね。
安心してください!私たち一般プレーヤーでも、自分の走行距離を測る方法はたくさんあるんです。
一番手軽なのは、市販のスマートウォッチやGPSトラッカーを使う方法です。
最近は「SOCCERBEE(サッカービー)」のような、アマチュア向けに開発されたサッカー特化型のGPSデバイスも販売されているんですよ。
これを専用のベストに入れて試合に出れば、あとでスマホアプリで「今日は何キロ走った!」「最高速度は時速何キロだった!」なんて振り返ることができちゃいます。
また、スパイクに埋め込むタイプのセンサーも一般向けに市販されています。
アディダスの「miCoach SPEED_CELL(マイコーチ スピードセル)」などは有名ですよね!
靴の裏に入れてプレーし、終わったあとにデータをワイヤレスでスマホに送るだけで、自分の頑張りが数字になって表れます。
サッカー専用のアイテムを持っていなくても、普段使っているGPSランニングアプリを立ち上げたスマホをアームバンドで腕に巻いてプレーするだけでも、ざっくりとした走行距離は測れますよ。
(※公式戦や接触の激しい試合ではスマホの持ち込みは危ないので、一人での練習や安全な環境で試してみてくださいね!)
いかがでしたか?
サッカーの走行距離がどうやって測られているのか、その裏側にある最新のテクノロジーを知ると、なんだかワクワクしてきますよね!
次にプロの試合を見る時は、「あ、天井のカメラが選手を追ってるんだな」とか、「あのインナーの背中でGPSが動いてるんだ!」なんて、今までとは違った視点で楽しんでいただけるのではないでしょうか。
そして、見ているだけでなく、ぜひご自身のプレーでも計測にチャレンジしてみてください!
「今日は先週より1キロ多く走れた!」と目に見えて成長が分かると、キツい練習もきっと楽しくなるはずです。
便利なアプリやお手頃なアイテムもたくさんあるので、次の週末の練習に向けて、さっそくチェックしてみてはいかがでしょうか?
あなたがピッチでさらに輝けるよう、応援していますね!