
サッカーの試合を見ていて、解説者さんが使う横文字の戦術用語に「それってどういう意味なんだろう?」と疑問に思うことはありませんか?
特に戦術大国イタリアの言葉は、響きがカッコいい反面、なんだか難しそうに感じますよね。
でも、安心してください!
この記事を読めば、イタリア語でのサッカーのポジション名がスッキリと理解できるようになりますよ。
単なる日本語の直訳ではなく、言葉に込められた「選手のプレースタイルや役割」まで分かるようになるので、これからのサッカー観戦が何倍も楽しくなること間違いなしです!
戦術好きのあなたも、これから詳しくなりたいあなたも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
基本の4分類と「役割」で表現するのがイタリア流!

ずばりお伝えすると、イタリア語でのサッカーのポジション名は「基本の4分類」に「細かい役割の呼び方」を組み合わせるのが最大のポイントなんですよ!
どういうことかと言うと、イタリアでは選手を「ピッチのどこにいるか(位置)」だけでなく、「そこで何をする選手なのか(属性・役割)」という両方の視点から表現するんです。
これが、戦術大国イタリアならではの本当に面白いところなんですよね。
まずは、基本となる大枠の4分類を覚えてしまいましょう!
現代サッカーで最もよく使われる基本的なポジション名はこちらです。
- portiere(ポルティエーレ):ゴールキーパー(GK)
- difensore(ディフェンソーレ):ディフェンダー(DF・守備全般)
- centrocampista(チェントロカンピスタ):ミッドフィルダー(MF)
- attaccante(アタッカンテ):フォワード/アタッカー(FW)
実は、この4つを押さえるだけでも、イタリア語のニュースや実況がグッと分かりやすくなるんですよ!
かつてイタリアで大活躍した中田英寿さんも、この「チェントロカンピスタ」として素晴らしいプレーを見せてくれていましたね。
「アタッカンテがシュートを打った!」なんて聞こえてきたら、「あ、フォワードの選手だな」とすぐにピンとくるのではないでしょうか?
なぜイタリア語のポジション名は奥深いのか?

では、なぜイタリア語のポジション名は、ただの「場所」だけでなく、これほどまでに細かく分かれているのでしょうか?
そこには、戦術をこよなく愛するイタリア人ならではの深い理由があるんですよ!
「どこにいるか」と「何をするか」で分ける文化
最近のイタリアサッカー界では、ポジションの呼び方が固定された名前から、より細かい「役割・属性」を表す言い方にシフトしているとされています。
イタリアでは、ポジションを大きく2つのカテゴリーに分けて考えているんです。
- 位置ベース:「どこにいるか」(中央なのか、サイドなのか、外側なのか)
- 属性ベース:「何をするか」(ゲームを作るのか、守備を頑張るのか、走り回るのか)
たとえば、基本の4分類(アタッカンテやチェントロカンピスタなど)に、「centrale(中央)」や「laterale(サイド寄り)」、「esterno(完全に外側)」といった言葉をくっつけて、具体的な立ち位置を表現します。
これって、とっても合理的だと思いませんか?
日本語にはない「選手のキャラクター」まで表現する
さらに驚きなのが、イタリア語ではポジション名だけでその選手の「プレースタイルやキャラクター」まで分かってしまうということです!
日本語だと、中盤の底にいる選手はひとまとめに「ボランチ」や「守備的MF」と呼ぶことが多いですよね。
でもイタリア語では、「パスでゲームを作る司令塔」なのか、「相手の攻撃を潰す守備職人」なのかで、まったく違う名前で呼ぶんです!
選手の個性を大切にするイタリアの文化が、言葉にもしっかりと表れていて素敵ですよね。
ポジション別のイタリア語一覧とマニアックなニュアンス

ここからは、実際のポジションごとにイタリア語での呼び方と、その奥深いニュアンスを詳しく見ていきましょう!
これを読めば、あなたも明日からサッカー通を気取れるかもしれませんよ。
一番うしろの守護神!ゴールキーパー(GK)
ゴールキーパーは、イタリア語でportiere(ポルティエーレ)と言います。
この言葉、実は語源を知るとすごく面白いんですよ!
イタリア語で「porta(ポルタ)」は「ゴール」や「門」を意味します。
つまり、ポルティエーレは「門を守る人、門番」という意味合いがあるんです。
まさにチームの最後の砦であるキーパーにぴったりの、カッコいい名前ですよね!
守りのスペシャリスト!ディフェンダー(DF)
ディフェンダー全体の総称は、difensore(ディフェンソーレ)です。
ここから、位置によってさらに細かく分かれていきますよ。
センターバックとサイドバックの違い
- difensore centrale(ディフェンソーレ・チェントラーレ):センターバック
- terzino(テルツィーノ):サイドバックの総称
センターバックは「中央のディフェンダー」という意味なので、とても分かりやすいですよね。
一方のサイドバックは「terzino」と呼びます。
右サイドバックなら「terzino destro(テルツィーノ・デストロ)」、左サイドバックなら「terzino sinistro(テルツィーノ・シニストロ)」となります。
右と左で呼び分けるのは、日本と同じですね!
伝統のポジション「リベロ」
ディフェンダーを語る上で外せないのがlibero(リベロ)です!
これは、かつてのスイーパー的な役割を果たす選手のことで、特定のマークを持たずに自由に動いて守備をカバーするポジションです。
現代戦術ではあまり見かけなくなりましたが、用語としては伝統的に今でもよく使われているんですよ。
試合をコントロールするミッドフィルダー(MF)
ミッドフィルダーの総称はcentrocampista(チェントロカンピスタ)です。
ここが一番、イタリア語の「役割・属性」の表現が豊かで面白いところなんですよ!
レジスタとメッザーラって何?
- regista(レジスタ):深い位置からゲームを組み立てる司令塔
- mezzala(メッザーラ):左右のハーフスペースを上下動するMF
「レジスタ」は、映画の「監督」や「演出家」という意味を持つ言葉です。
ピッチの底からパスを散らして試合を演出する選手、たとえば元イタリア代表のアンドレア・ピルロさんのようなプレースタイルの選手をイメージすると分かりやすいですね!
試合をデザインするなんて、とってもオシャレな表現でしょう?
そして「メッザーラ」は、直訳すると「半ウイング」という意味になります。
中盤にいながら、攻撃時はウイングのようにサイドに開き、守備時には激しく上下動する、運動量豊富なインサイドハーフのことを指します。
この言葉を知っているだけで、「おっ、戦術に詳しいな!」と思われますよ。
守備職人のメディアーノ
- mediano(メディアーノ):守備に特化したMF
先ほどのレジスタと同じような位置にいても、役割が「守備」に特化している場合は「メディアーノ」と呼ばれます。
相手の攻撃を潰す泥臭い役割ですが、イタリアではこのメディアーノを称える有名な歌があるくらい、とても愛されているポジションなんですよ!
点取り屋とアタッカー!フォワード(FW)
最後に、点取り屋であるフォワードを見てみましょう。
攻撃的な選手の総称はattaccante(アタッカンテ)です。
ストライカーとウイングの呼び方
- punta(プンタ) / centravanti(チェントラヴァンティ):センターフォワード、ストライカー
- seconda punta(セコンダ・プンタ):セカンドストライカー(シャドーなど)
- ala(アーラ):ウイング
「プンタ」は先端を意味する言葉で、まさにチームの最前線に立つストライカーを表しています。
「セコンダ・プンタ」は、そのストライカーの少し後ろ(1.5列目)でプレーする選手ですね!
また、サイドの攻撃的な選手であるウイングは「アーラ」と呼びます。
右ウイングは「ala destra」、左ウイングは「ala sinistra」です。
さらに、サイドでプレーするワイドプレーヤー全般(ウイングからサイドバックまで含む)をesterno(エステルノ)と呼ぶこともありますよ。
イタリア語のサッカーポジションを知って観戦をアップデート!
いかがでしたか?
今回は、イタリア語のサッカーのポジション名について詳しく解説してきました。
要点をまとめると、以下のようになりますね!
- 基本は4分類(ポルティエーレ、ディフェンソーレ、チェントロカンピスタ、アタッカンテ)
- イタリア語のポジション名は「位置」だけでなく選手の「役割」も表す
- レジスタ(演出家)やメッザーラ(半ウイング)など、プレースタイルを表現するオシャレな言葉がたくさんある
ただの場所の名前ではなく、「その選手がどんなキャラクターなのか」まで伝わってくるのが、イタリア語のポジション名の最大の魅力です。
日本語の「ボランチ」や「フォワード」といった言葉の裏側にある、深い戦術の意図を感じ取っていただけたのではないでしょうか?
言葉の意味を知ると、今まで見えていなかった選手の細かな動きや、監督の戦術的な狙いがフワッと浮かび上がってくる感覚がありますよね。
「あ、今の選手はメディアーノとして効いてるな!」とか、「あのレジスタのパスは美しい!」なんて思いながら試合を見られたら、もう最高に楽しいですよ!
ぜひ、次の週末に海外サッカーの試合を見る時は、今回ご紹介したイタリア語のポジション名を思い浮かべながら観戦してみてくださいね。
あなたのサッカーライフが、もっともっと豊かでワクワクするものになるはずです!
これからも、大好きなサッカーを一緒に楽しんでいきましょうね!