
サッカーの試合を見ていると、実況や解説の方が突然「今のファウルはドグソですね!」なんて言っているのを聞いたことはありませんか?
「ドグソ?なんか変な響きだけど、いったいどういう意味なの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
実はこの「ドグソ」、現代サッカーにおいて試合の流れをガラッと変えてしまうほど、とーっても重要なルールなんですよ!
この記事を読めば、ドグソの本当の意味や、どんな場面で反則になるのかがスッキリわかります。
ルールがわかると、次にサッカーの試合を見るときに「あ、今の危なかった!」と、これまで以上に観戦が白熱すること間違いなしです!
それでは、一緒に楽しく学んでいきましょう!
ドグソ(DOGSO)は「決定的な得点チャンスを反則で潰すこと」!

まずは結論からお伝えしますね!
サッカー用語のドグソとは、攻撃側の「ほぼ確実にゴールになりそうなチャンス」を守備側が反則で阻止してしまうことを意味します。
サッカーのルールを定めるIFAB(国際サッカー評議会)の競技規則でも定められている、非常に重い反則なんですよ。
「ほとんど点が入るはずだったのに、ファウルで無理やり止めた!」という場面をイメージしてもらうとわかりやすいのではないでしょうか?
試合中、このような状況が起こると、審判は厳しい目線で「今のプレーはドグソにあたるかな?」と判断を下すわけですね!
なぜドグソと呼ばれるの?言葉の由来と厳しい罰則

でも、「ドグソ」ってなんだか不思議な名前ですよね?
どうしてそう呼ばれているのか、その理由や気になる罰則について詳しく見ていきましょう!
英語の頭文字をとった略語なんです
実はドグソ(DOGSO)というのは、英語の文章の頭文字をとった略語なんです!
- Denying(阻止する)
- an Obvious(明白な、決定的な)
- Goal-Scoring(得点する)
- Opportunity(機会、チャンス)
日本語では一般的に「決定的な(明白な)得点機会の阻止」と訳されています。
1980年代からこの考え方は存在していたとされていますが、2007年頃から「DOGSO」という言葉が世界中で広く使われるようになったそうですよ!
今ではサッカーファンや選手、審判の間で共通認識となっている重要なキーワードなんですね。
ドグソに該当すると一発レッドカードの可能性大!
もし審判に「今の反則はドグソだ!」と判定されると、どうなってしまうのでしょうか?
なんと、反則を犯した選手には原則としてレッドカード(退場)が突きつけられます!
なぜそんなに罰則が重いの?
「ファウルしただけで一発退場なんて厳しすぎない?」と思うかもしれません。
でも、よく考えてみてくださいね。
もし軽い罰則しかないとしたら、守備側の選手は「どうせ点が入っちゃうなら、反則してでも止めちゃえ!」と思ってしまいますよね?
それではサッカーというスポーツの魅力が半減してしまいます。
だからこそ、「ズルをしてゴールを防ぐことは絶対に許さない!」という強いメッセージとして、重いペナルティが用意されているんですよ。
いわゆる「三重罰」ってなに?
ドグソによるペナルティは、時に「三重罰」と呼ばれるほど厳しいものになります。
- レッドカードによる一発退場
- 相手チームへのPK(またはフリーキック)の付与
- 次の試合への出場停止
一気に3つの重い罰を受けることになるため、チームにとっては大ピンチになりますよね。
ただし近年ではルールの見直しが行われており、「ボールを奪おうと正当にチャレンジした結果のファウルで、かつPKが与えられる場合」など、特定の状況ではイエローカードに軽減されるケースもあります。
それでも、試合の行方を大きく左右する重大な反則であることには変わりありませんね!
どんなプレーがドグソになる?判定の4条件と具体例

「それじゃあ、具体的にどんな場面がドグソになるの?」と気になりますよね!
審判は気分で決めているわけではなく、しっかりとルールに基づいた「4つの条件」を確認しているんです。
審判がチェックしている「4つの条件」
ドグソかどうかを判定するためには、主に以下の4つの要素がすべて揃っているかを総合的に見ます。
- ゴールまでの距離(ゴールに近いほどドグソになりやすい)
- プレーの方向(ゴールに向かって一直線に進んでいるか)
- ボールコントロールの可能性(攻撃の選手が確実にボールを扱える状態か)
- 周囲の守備者の数と位置(反則した選手以外に、カバーできそうな味方がいないか)
この4つがすべて揃ったとき、はじめて「これは決定的な得点機会だ!」と認定されるんですよ。
どれか一つでも欠けていれば、ドグソにはならない可能性が高いんですね。
具体例でイメージしてみよう!
言葉だけだと少し難しいかもしれないので、よくある3つの具体例をご紹介しますね!
例1:ゴールキーパーと1対1の場面
攻撃側の選手がディフェンスラインを抜け出して、あとはゴールキーパーと1対1!という大チャンス。
そこに後ろから必死に追いかけてきたディフェンダーが、追いつけずにユニフォームを引っ張って倒してしまいました。
これは典型的なドグソの例です!
ゴールに向かっているし、距離も近く、他にカバーできるディフェンダーもいないため、「決定的な得点機会を反則で潰した」とみなされてレッドカードになります。
例2:無人のゴールへ向かうボールを手で止める
ゴールキーパーが前に飛び出していて、ゴールはガラ空き。
攻撃側のシュートがゴールネットを揺らす直前、キーパー以外のフィールドプレーヤーが思わず手(ハンド)でボールを弾き出してしまいました!
これももちろんドグソです。
「ほぼ100%入っていたゴール」を不正な手を使って防いだため、一発退場となってしまいます。
思わず手が出ちゃう気持ちもわかりますが、ルール上は絶対にNGなんですよ。
例3:SPA(スパ)との違いって?
サッカーを見ていると「今の反則はドグソじゃなくて、SPA(スパ)ですね」という解説を聞くことがあります。
SPAとは「Stopping a Promising Attack(有望な攻撃の阻止)」の略です。
ドグソとの違いは「ゴールに直結する決定的なチャンスだったか、それとも単なる良いチャンスの一つだったか」という点にあります。
- ドグソ(DOGSO):ほぼ確実にゴールになる場面の阻止 → 原則レッドカード
- スパ(SPA):ゴールになるかもしれない良い攻撃の阻止 → 原則イエローカード
先ほどの「4つの条件」のうち、たとえば「他のディフェンダーがギリギリ追いつけそうだった」という場合は、ドグソではなくSPAと判定されてイエローカードで済むことが多いんです。
この違いを知っていると、ちょっとしたサッカー通になれちゃいますね!
サッカーのドグソの意味とルールまとめ
ここまで、サッカーのドグソについて詳しく解説してきました!
最後に重要なポイントを振り返ってみましょう。
- ドグソ(DOGSO)は「決定的な(明白な)得点機会の阻止」という意味
- 「ほぼゴール確定!」というチャンスを反則で潰すと適用される
- ペナルティは非常に重く、原則として一発レッドカード(退場)になる
- 判定には「距離・方向・ボールの状況・守備の人数」の4条件がチェックされる
- 少しチャンスの度合いが低い場合は「SPA(スパ)」と呼ばれ、イエローカードになることが多い
これでもう、ドグソの意味はバッチリですね!
ルールを知って、サッカー観戦をもっと楽しもう!
いかがでしたか?
「ドグソ」というちょっと不思議な言葉の裏には、サッカーを公平でエキサイティングなスポーツに保つための、とても大切なルールが隠されていたんですね!
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入された現代サッカーでは、このドグソの判定が試合の勝敗を分けるシーンが本当にたくさんあります。
次にスタジアムやテレビでサッカーを観戦する時、カウンター攻撃で抜け出した選手が倒されたら、ぜひ今回学んだ「4つの条件」を思い出してみてください。
「あ、今のは他にディフェンダーがいなかったからドグソでレッドカードかも!」なんて、審判と同じ目線で予想できるようになれば、サッカー観戦が何倍も楽しくなるはずですよ!
ぜひ、お友達やご家族と一緒にサッカーを見る時に「ドグソって知ってる?」と教えてあげてくださいね!