サッカー 応援 歌 おーおー の正体は?

サッカー 応援 歌 おーおー の正体は?

サッカーの試合をテレビやスタジアムで見ていると、サポーターたちの地鳴りのような大声援が聞こえてきますよね!
その中でも、なんだか「おーおー」とだけ歌っているような曲が気になったことはありませんか?
「ちゃんとした歌詞はないの?」「なんていう曲なんだろう?」と不思議に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、その「おーおー」という応援歌の正体や、なぜあんなにみんなで揃って歌えるのかがスッキリ分かりますよ!
次にサッカーを観戦するときは、あなたも周りのファンと一緒になって、最高の笑顔で応援できるようになるはずです!
さっそく、スタジアムを熱狂させる魔法の歌の秘密に迫っていきましょう!

サッカーの「おーおー」という応援歌は「チャント」と呼ばれる魔法の歌!

サッカーの「おーおー」という応援歌は「チャント」と呼ばれる魔法の歌!

サッカー観戦でサポーターが歌っている応援歌は、実は「チャント(chant)」と呼ばれているんですよ!
チャントとは、チームや選手を後押しするためにスタジアム全体で歌われる短い応援歌のことなんです。
私たちがよく耳にするJ-POPなどの歌とは違って、意味のある長い歌詞はあまり使われません。
その代わりに、「おーおー」「オーレー」「ニッポン」といった短くてシンプルなフレーズを、単純な音程とリズムで何度も何度も繰り返すのが大きな特徴なんですよ!

「おーおー」と聞こえる歌の代表例といえば、サッカー日本代表の試合で必ずと言っていいほど流れる「アイーダ」などが有名ですね。
実はこの曲、歌詞のほとんどすべてが「オー」だけで構成されているんです!
事前練習なんて全くしていなくても、スタジアムにいる観客がその場ですぐに一体になれる、まさに魔法のような応援歌なんですよ。

なぜ「おーおー」ばかりなの?スタジアムに響く理由

なぜ「おーおー」ばかりなの?スタジアムに響く理由

それにしても、なぜサッカーの応援歌は「おーおー」という言葉ばかりが使われるのでしょうか?
「もっとかっこいい歌詞を作ればいいのに!」と思う方もいるかもしれませんね。
でも、これにはスタジアムならではの重要な理由が隠されているんですよ!
ここでは、その秘密を3つのポイントに分けて解説していきますね。

理由その1:とにかく覚えやすさが最優先だから

スタジアムには、熱狂的なサポーターだけでなく、初めてサッカーを見に来た方や、小さなお子さんまで、本当にたくさんの人がいますよね。
もし応援歌が長くて難しい歌詞だったら、覚えるだけで一苦労です。
でも「オー」や「ニッポン」「オーレー」といった言葉なら、言語に関係なく誰でもすぐに発音できますよね!
この「覚えやすさ」があるからこそ、初めてスタジアムを訪れた人でも、その場ですぐに大合唱の輪に加わることができるんですよ。

理由その2:リズムに乗せやすく一体感が出るから

「オー」という言葉は、子音が少なくて母音がしっかり響くため、スタジアムという広い空間にとても適した音なんです。
スタジアム特有の音の反響の中でも音が濁らず、何万人という大人数で声やリズムを揃えやすいというメリットがあります。
サポーターたちが飛び跳ねながら「おーおー」と歌う姿は、見ているだけでも鳥肌が立つくらいの一体感がありますよね!

理由その3:世界中のサッカー文化と繋がっているから

実は、「おーおー」という応援スタイルは日本だけのものではありません。
世界中のサッカーの応援でも「オー」「オレ」「ラララ」といった母音中心のコールが多用されているんですよ。
日本のサポーターたちも、こうした国際的なサッカー文化の共通言語を取り入れているんですね!
また、チャントの原曲には世界中で有名な曲を「使い回す」という面白い文化があり、国境を越えて同じメロディがスタジアムに響き渡っているんですよ。

スタジアムでよく聞く「おーおー」系の定番応援歌!

それでは、実際に日本代表の試合などで耳にする「おーおー」と聞こえる代表的なチャントをいくつかご紹介しますね!
これを知っておけば、次に試合を見るとき「あ、あの曲だ!」と嬉しくなること間違いなしですよ!

圧倒的な定番曲「アイーダ(AIDA)」

サッカー日本代表の応援歌といえば、真っ先に思い浮かぶのがこの曲ではないでしょうか!
歌詞はすべて「オー」で構成されていて、言葉らしい単語は一切ありません。

  • 歌詞の例:「オーオー オオ オッオッオ オオオ オーオオー…」

原曲は、ヴェルディが作曲したオペラ『アイーダ』の凱旋行進曲なんです。
もともとはイタリアのクラブチーム「フィオレンティーナ」など海外から広まったとされていて、日本代表でも長年の絶対的な定番チャントとして定着しています。
「意味のない“おーおー”」だからこそ、スタジアムにいる全員が全力で歌える王道の1曲ですね!

合いの手が楽しい「エンターテイナー」

こちらも日本代表の試合でよく耳にする、明るくてウキウキするようなメロディのチャントです。
原曲は、映画『スティング』のテーマ曲としても有名なスコット・ジョプリンのピアノ曲「The Entertainer」なんですよ。

  • 歌い方の例:「オーオオ オオ オオー オオオ オオオオ オーオー…」

この曲の最大の魅力は、「おーおー」と歌うメロディの途中で観客が「ニッポン!」と合いの手を入れるところです!
スタジアム全体で「ニッポン!」と叫ぶ瞬間は、最高に気持ちがいいんですよ。

元気が出る「VAMOS NIPPON(バモスニッポン)」

スタジアムの熱気をさらに一段引き上げるのが、この「VAMOS NIPPON」です。
「バモス」というのはスペイン語で「さぁ行こう!」という意味なので、「さぁ行こう日本!」とチームを鼓舞しているんですね!

  • 歌詞の例:「オー バモ日本 日本 日本 バモ日本(ハイ・ハイ・ハイ・ハイ…)」

出だしが力強い「オー」から始まり、「バモ日本」と続くため、これも代表的な「おーおー系」チャントとして親しまれています。
原曲は、カナダのバンド「Men Without Hats」の「Pop Goes the World」という曲なんですよ。
アップテンポで思わず手拍子したくなるような、パワーをもらえる一曲です!

オーレー!と叫ぶ「日本オーレ」や「GO WEST」

「おーおー」だけでなく、「オーレー」というフレーズもサッカーの応援では大定番ですよね。
有名なPet Shop Boysのヒット曲「Go West」を原曲としたチャントも、日本代表の応援には欠かせません。

  • 日本オーレの例:「日本オオレー 日本オオレー 日本オオレー オーレー」
  • GO WESTの例:「オーレー オオ日本 オーレー オオ日本…」

どちらも「オオレー」や「オオ日本」という言葉の繰り返しで構成されていて、スタジアムを波のように揺らす圧倒的な迫力を生み出します。

番外編:過去に歌われていた「ジェリコ」

実は、すべてのチャントがずっと定番になるわけではないんです。
例えば、2010年の南アフリカW杯の際に日本代表のチャントとして採用された「ジェリコ(Jericho)」という曲がありました。
「ララララララララ日本…オーオーオーオーオー」という歌詞で、黒人霊歌「The Battle of Jericho」が原曲だったのですが、残念ながらサポーターの間では不評だったとされていて、現在ではほとんど歌われていないと言われています。
こうやって歴史を重ねて、本当にみんなが歌いやすい曲だけが「定番」として残っていくんですね!

ちなみに、こうした「おーおー」系のチャントは日本代表だけでなく、Jリーグの各クラブや高校サッカーでも、独自のメロディやアレンジを加えてたくさん作られているんですよ!
クラブや学校ごとのバリエーションを探してみるのも楽しいですよね!

魔法の言葉「おーおー」でサッカーをもっと楽しもう!

ここまで、サッカーの応援で聞こえる「おーおー」という歌について解説してきましたが、いかがでしたか?
あの「おーおー」の正体は、サポーターと選手を一つにするための「チャント」という魔法の応援歌だったんですね!
歌詞が短いからこそ、誰でも簡単に覚えられて、スタジアムという大きな空間でもリズムを合わせやすいという、素晴らしいメリットがありました。
「アイーダ」や「エンターテイナー」など、世界の名曲からメロディを借りてくる文化も、サッカーならではの面白さですよね!

「おーおー」という言葉に隠された意味や理由を知ると、サッカーの試合を見るのがもっともっと楽しくなると思いませんか?
今度テレビで日本代表の試合を見るときは、ぜひ画面の向こうのサポーターたちと一緒に「おーおー!」と声に出してみてください。
そして、チャンスがあればぜひ一度、スタジアムに足を運んでみてくださいね!
何万人もの人たちと一緒に、飛び跳ねながら全力で「おーおー」と叫ぶあの圧倒的な一体感は、きっとあなたにとって忘れられない最高の思い出になるはずです!
さあ、あなたも一緒に声を出して、サッカー観戦を思いっきり楽しんじゃいましょう!