
最近、プロの試合や地元のグラウンドで、足首にテーピングを巻いてソックスを履き分けている選手をよく見かけませんか?
「あれってすごく動きやすそうだけど、どうやって作っているんだろう?」
「自分のお気に入りのグリップソックスを試合でも使いたいな……」
そんなふうに気になっている方も多いのではないでしょうか?
実は、あのように足元とふくらはぎ部分を分けて履くスタイルは、少しの工夫で誰でもカンタンに真似できるんですよ!
この記事を読めば、お気に入りの機能性ソックスを最大限に活かしながら、公式戦でも使えるカッコいい足元の作り方がバッチリわかります。
切る位置のコツや、ほつれないための処理方法、そして気になるルールについても詳しくお伝えしていきますね。
さっそく、一緒に足元のアップグレードを目指していきましょう!
ロングソックスを足首でカットして組み合わせるのが正解!

結論から言うと、セパレートソックスはチーム指定の長いソックス(ロングソックス)を足首あたりで思い切ってカットし、自分の好きなショートソックスと組み合わせて履くスタイルのことです!
驚きですよね、なんと自分でジョキッと切って作っちゃうんです。
具体的には、上半分(ふくらはぎ〜ひざ下)を「カーフソックス」として使い、足元には滑り止めがついたグリップソックスや5本指ソックスなどを履きます。
そして、その2つのパーツの境目となる足首部分を、テーピングや専用のノンスリップバンドでピタッと留めて一体化させるんですね。
最近では解説系のYouTuberさん(サッカースパイクマイスターKoheiさんなど)が詳しい動画を出していて、それを真似して自作する選手がプロからアマチュアまで「新常識」として急増しているんですよ!
なぜ今、セパレートにする選手が急増しているのか?

「わざわざソックスを切るなんて、なんだかもったいない……」と思う方もいるかもしれません。
なのに、なぜここまでセパレートにするスタイルが大流行しているのでしょうか?
それには、プレーヤーにとって見逃せないたくさんのメリットがあるからなんですよ!
プレーの質が上がる4つのメリット
セパレートソックスにすることで得られる主なメリットは、大きく分けて以下の4つとされています!
- 足首の可動域がアップする
足首周りの生地の重なりや締め付けが減るため、スパイク内での足の動きがとてもスムーズになるとされています!ボールコントロールや切り返しがしやすくなるのは嬉しいですよね。 - フィット感・グリップ力の向上
足元にラバーグリップ付きのソックスや5本指ソックスなど、自分の足に一番合うものを選べるので、シューズとの一体感がグッと高まります。 - ケガ予防の補助になる
滑りにくいソックスとテーピングの組み合わせによって、足とシューズの中でのズレが減ります。これにより、マメができにくくなったり、捻挫のリスクを軽減したりする効果が期待できるとされています(※あくまで補助的な効果です!)。 - コストパフォーマンスが良い
サッカーをしていると、どうしてもソックスの「つま先」や「かかと」に穴が空いてしまいますよね。
でも、穴が空いたソックスでも足首から上は無事なことが多いはず!そこをカットして再利用すれば、頻繁に高いチーム用ソックスを買い替えずに済むので、親御さんのお財布にも優しいんですよ。
公式戦のルールはどうなっているの?
「自分で切ったソックスを、公式戦で履いても大丈夫なの?」という疑問も当然ありますよね。
これ、すごく大切なポイントです!
日本サッカー協会の競技規則上、セパレートソックスそのものは禁止されていないとされています。
ただし、試合に出るためには以下の条件をしっかり守る必要があるんです!
- ショートソックスとカーフソックス(切った上の部分)を同色で揃えること。
- テーピングやバンドを使う場合も、ソックスと同じ色にすること。
- すね当て(レガース)を完全に覆える丈があること。
小中学生の公式戦でも、基本的にはこれらの条件を満たせば使用可能と解説されています。
ですが、実際の運用は大会の規定や、その日の審判さんの解釈によって判断が分かれる場合もあると言われています。
「せっかく準備したのに試合前に注意されちゃった……」なんてことを防ぐためにも、事前にコーチや大会本部に確認しておくと安心ですね!
失敗しない!セパレートソックスの具体的な作り方と手順
さあ、いよいよ実践編です!
「なんだか難しそう」と感じるかもしれませんが、コツさえ掴めば誰でもキレイに作れますよ。
ここでは、大まかな流れから細かい処理方法まで、ステップごとにわかりやすく解説していきますね!
ステップ1:切る位置と切り方のコツ
まずは、チーム指定のロングソックス(できれば最初は古くなったもので練習するのがおすすめ!)を用意します。
ハサミを入れる位置、これが一番緊張する瞬間ですよね。
多くの解説で推奨されているベストな位置は、足首のリブ(ゴムでキュッとなっている部分)の少し上〜中央あたりです!
なぜここが良いかというと、ここを境目にすることで上部が綺麗な筒状になりやすく、ふくらはぎへの程よいホールド感と伸縮性が残るからなんですよ。
切る時のコツは以下の通りです。
- ハサミは、文房具用ではなく布用のよく切れるものを使いましょう。断面がボロボロになりにくいです!
- 片方を先に切り、それをもう片方のソックスに乗せて「ガイド」として使うと、左右の長さがピッタリ揃いますよ。
ステップ2:切り口がほつれない3つの処理方法
ただ切っただけだと、洗濯したり履いたりしているうちに糸がピーッとほつれてきてしまいます。
それを防ぐための代表的な処理方法を3つご紹介しますね!ご自身に合った方法を選んでみてください。
1. 手軽さNo.1の「ライターで炙る」方法
一番道具が少なくて簡単なのが、切り口をライターで軽く炙って溶かし、固めるというやり方です。
ナイロンやポリエステルなどの化学繊維は熱で溶ける性質があるので、それを利用するんですね!
メリット:ミシンや裁縫道具がいらず、あっという間に終わります。
デメリット:溶けた部分の生地が少し硬くなるため、肌当たりが悪くなることがあるとの声もあります。お肌が敏感なお子さん用には、避けた方が無難かもしれません。火の取り扱いにも十分注意してくださいね!
2. 丈夫で安心な「ミシンで縫う」方法
一番耐久性があり、見た目も綺麗に仕上がるのがミシンを使う方法です。
切り口を内側に1〜2回折り込んでから、ぐるっと一周縫い合わせます。
特に2回折り込むと強度が増し、ほつれにくくなるとされていますよ!
ここで重要なコツがあります。
ソックスは伸び縮みするものなので、普通の直線縫いだと履くときに糸がプツッと切れてしまうことがあるんです。
なので、「たちめかがり」や「ジグザグ縫い」「伸縮縫い」などの伸びる縫い模様を使うのがポイントです!これならソックスの伸縮に糸がしっかり追従してくれますよ。
3. 裁縫が苦手な方におすすめの「ボンド+縫い」
「ミシンなんて家にないし、手縫いも苦手……」という方には、この裏技がおすすめです!
切り口を1回折り返したら、まずは「衣類用ボンド(裁ほう上手など)」で点々と仮止めしちゃいます。
ボンドが乾いて形がしっかり固定されてから、その上を縫うんです。
生地がズレないので作業が格段にやりやすくなり、失敗が減るという素晴らしいノウハウなんですよ。
これなら、テレビを見ながらチクチク手縫いでも綺麗に仕上がりますね!
ステップ3:正しい履き方とテーピングのコツ
かっこいいセパレートソックスが完成したら、次はいよいよ着用です!
履き順や固定の仕方にも、ちょっとしたコツがあるんですよ。
- まずは、足元にお気に入りのショートソックスを履きます。
- 次にすね当て(レガース)をすねにセットし、その上から自作したカーフソックスを膝下まで引っ張り上げます。
- 最後に、2つのソックスの重なり目(足首周り)を中心に、同色のテーピングまたはノンスリップバンド(アンクルバンド)を巻いて固定します。
テーピングやバンドを巻くときは、絶対に強く締めすぎないこと!
気合を入れてギュッと巻きすぎると、足首やアキレス腱に食い込んでしまい、血流が悪くなったり痛くなったりしてしまいます。
「ソックスがズレない程度の優しいフィット感」を意識して巻いてみてくださいね。
知っておきたい!よくある失敗と注意点
自作するときにありがちな失敗談も共有しておきますね。
よくあるのが、「ミシンをかけるときに生地を引っ張りすぎてしまい、完成したら切り口が波打ってふくらはぎがゆるゆるになった……」というケースです!
こうならないためには、縫うときに生地を無理に引っ張らず、ミシンの送りに任せて優しく縫い進めることが大切だとされています。
また、2020年代中盤からは、最初から足首で分かれている「セパレート対応ソックス」や、専業ブランドの製品もたくさん市販されるようになりました。
「どうしても自作は不安……」という方は、そういった市販品を「購入する」という選択肢も広がっているので安心してくださいね!
セパレートソックスをマスターして足元を快適に!
いかがでしたか?
ここまで、サッカーのソックスをセパレートにする魅力と、具体的な作り方について詳しく見てきました。
おさらいすると、
・足首の可動域が広がり、好みのグリップソックスが使えるのでプレーの質向上が期待できる!
・足首の少し上でカットし、「炙る」「縫う」「ボンド+縫い」などでほつれ防止をするのが基本!
・公式戦で使うなら、色を合わせるなどのルールをしっかり守る!
ということが大きなポイントでしたね。
つま先に穴が空いて捨てようと思っていたソックスが、最高のパフォーマンスを引き出すアイテムに生まれ変わるなんて、本当に素晴らしいアイデアですよね!
最初はソックスにハサミを入れるのに少し勇気がいるかもしれません。
でも、一度やってみてその快適なフィット感を味わえば、「もう普通のソックスには戻れない!」と驚くはずですよ!
まずは練習用の古いソックスを一本用意して、気軽な気持ちでチョキッと試してみてくださいね。
あなたのプレーがもっと自由で、もっと楽しくなることを応援しています!