トルシエ氏にとっても、W杯2か月前に迫ったこの時期の監督交代は衝撃だった。ハリルホジッチの解任劇について「驚いたか?」と聞かれた同氏は「『ウィ(はい)』と言いたい。日本サッカー連盟がW杯の数週間前にバヒドを更迭する決断を下したことにはもちろん驚いたが、同時に私がクビにならなかったことも告白しなければならない...」と答え、ハリル解任の一因としてスポンサーの影響があると見解を語った。

「スポンサーを含めて、日本代表を管理する人たちにはここ数か月、ずっとプレッシャーがあったことを考えれば、報道に驚きはない。実際、日本協会に出資しているのはスポンサーだということ。日本は国からの出資がなく、大企業が極めて大きな力を持っている。日本サッカー協会の決定に影響を与えるほどにね」

 実際、ハリルジャパンは国内組で臨んだ昨年12月のE-1選手権を除くと、直近の親善試合で1勝2分3敗と低迷していた。「ハリル解任の本当の理由は?」という質問にはこの成績不振に触れ、E-1選手権の日韓戦大敗を一因に挙げ、「昨年12月にホームで韓国に1-4で大敗した。日本サッカーではこれが汚点になる。日本の友人から聞いた内部事情だ」と明らかにした。

 また、田嶋幸三会長が「(ハリルは)選手との信頼関係が多少薄れてきた」と会見で話したように、トルシエ氏もチーム内に亀裂があったことを指摘。「バヒドの要求に対して選手たちは反感を持っていた。キープレーヤーをベンチに置いたり、代表チームに招集しなかった。グループ内に疑念が生まれていたんだ。バヒドと選手、スタッフの関係はうまくいかなくなっていたのだと思う」と持論を展開している。

 アルジェリアメディアによって行われた今回のインタビュー。ハリルは前回大会でアルジェリア代表をベスト16に導いており、日本での不遇を受けて、アルジェリア国内では"復帰"を待望する声が高まっている。再任の可能性について、トルシエ氏は「バヒドの手腕には疑問がない」としたうえで、「アルジェリアでもう一度仕事をすることにバヒドは関心がないだろう」と"代弁"した。
 
「私もよく日本で『なぜ日本に戻ってこないんだ?』と聞かれていたよ。日本では大きな成功を収めたし、私の人生にも刻まれた。この素晴らしいメモリーを壊したくはないんだ。バヒドも、アルジェリアで成し遂げた功績に傷をつけるかもしれない。そんなリスクを負ってまで再任することはないだろう」


注目ニュースTOP5(48時間)
  1. ◆悲報◆ジェフ千葉勝ったのにサポが居残り...GM呼び出し揉める(´・ω・`) (1710)
  2. J1、外国選手枠5人でまとまる (1080)
  3. 骨肉腫の元Jリーガー 約束のピッチへ (738)
  4. 日本代表の秘密兵器? 広島FWパトリック、帰化へ"日本語練習ノート"公開で反響 (585)
  5. 元バルサのアルダ、なんと懲役12年6ヶ月が求刑される (441)
注目ニュースTOP5(1週間)
  1. ◆悲報◆ジェフ千葉勝ったのにサポが居残り...GM呼び出し揉める(´・ω・`) (10350)
  2. ファンの皆様へ 弊クラブより重大なお知らせ | 鈴鹿アンリミテッドFC (4626)
  3. ルヴァン敗退の当日に、ツイッターバトルを開始した鹿島アントラーズ・西選手 (3987)
  4. 「負傷しかねない」酷評のJ本拠地、芝フワフワ (3366)
  5. 鹿島アントラーズの本拠地カシマスタジアムがここまで"モツ煮天国"だったとは【アウェイサポが禁断のホーム側初体験】 (3249)


このページについて

このページではFOOTBALL-STAIONブックマークが注目した記事のhatenaブックマークとTwitterでのコメント100件を表示しています。

2010年
06/ 07/ 08/ 09/ 10/ 11/ 12/

2011年
01/ 02/ 03/ 04/ 05/ 06/ 07/ 08/ 09/ 10/ 11/ 12/

2012年
01/ 02/ 03/ 04/ 05/ 06/ 07/ 08/ 09/ 10/ 11/ 12/

2013年
01/ 02/ 03/ 04/ 05/ 06/ 07/ 08/ 09/

FOOTBALL-STATIONブックマークから注目記事のみ効率良く検索できます。

ひとつ前のブログ記事は「関塚氏"ビッグ3"のサポート約束 11年アジア杯でコーチ」です。

次のブログ記事は「鹿島・内田が復帰濃厚 5試合ぶり白星へ「みんなでやらなきゃ」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。