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ラファエル・シルバはサンパウロ出身で、コリンチャンスの下部組織を経て2012年にコリチーバでプロとなった。その後、スイスのルガーノでプレイし2014年に日本にやってきた。2シーズン半をアルビレックス新潟でプレイし、Jリーグのビッグクラブの注目を集めるようになった。昨年末、5クラブの争奪戦の末、ラファエル・シルバは浦和を選んだ。しかしながら、最近起きた浦和レッズのサポーターによるカイオ(元鹿島アントラーズ)、パトリック(ガンバ大阪)らブラジル人選手達への人種差別的行為により、決断を迷ったそうだ。「その事実により、ここにやってくる前にとても考えさせられたよ。2〜3年ブラジル人選手と契約して来なかったチームだ。他のチームからもオファーがあったから、その事を理由に別のところに行こうかとも考えていた。浦和が最も強いクラブだと知っていたけどね」とラファエル・シルバは明かしている。ガンバ大阪、柏レイソル、名古屋グランパス、ヴィッセル神戸が同じくラファエル・シルバの獲得に興味を示していた。ネルシーニョ・バチスタ率いるヴィッセル神戸からのオファーは浦和レッズからのそれを上回るものだったが、ラファエル・シルバは神戸を選ばなかった。「自分の目標はタイトルを取って、日本で一番の選手になる事だ。だから浦和のオファーを選んだ。この運命を受け入れて、神のご加護により全てはうまく行っている。みんながとても良くしてくれている。サポーター、選手たち...全てがここに来るまで想像していた事と違っている」と興奮して話した。

チームへの適応

前所属チームへは感謝の気持ちがあると言う。「アルビレックスで過ごした日々でたくさんの事を学んだ。それにより浦和での困難は何もない」「レオ・シルバとも話をしている。素晴らしい友情が我々にはある。試合の後に試合がどうだったかとか話すんだけど、新潟の事を良く話している。我々が大きな愛情を感じているチームだからね。レオは4年間いて、私は2年半いた。素晴らしい歴史がそこにはあるよ」「もし私がブラジルから直接、浦和に来ていたら、困難がたくさんあって適応できなかったかも知れないと思う。だけど今は完全に適応していて、何も問題はないよ」

新しい環境

残留争いをしているチームからタイトルを争うチームに移籍する事は大きなジャンプだね。「大きな変化を感じた。施設の事ではない。アルビレックスだってトップクラスの施設を持っている。むしろ選手達に大きな違いを感じる。ここでは競争が激しい。チームの中の選手達が実際、非常に高いレベルにあって、代表の選手もいる」また埼スタの観客動員数は日本でもトップだ(2016年の平均観客動員数:36,935人)。「モチベーションをすごく上げてくれる事だ。平日の夜7時の試合でも25,000人くらいの観客動員がある。とても大きいサポーターだ。素晴らしいよ」

考えの変化

「日本に来るまではこう思っていた。"日本人はすごく走るんだろ。間違いない。でも上手くはない」って。これは来るまでの考えで、来てみたら違った。すごく走るうえに上手い。もちろんレベルの低い選手もいるけど、ヨーロッパやブラジルでプレイできる選手もいる」

「フットボールが本当に進化している国で、ブラジルよりも良い部分もたくさんある。スタジアム、施設、組織、給料...。これらはとてもきちんとしている。ゲームに負けていても、降格圏にいても、日本では正しく給料が支払われる。遅れることも全くない。サポーターからの敬意もそうだ。ブラジルなら、試合に負けたら道を歩いたり、買い物に行くこともできなくなる。日本では負けても、ピッチ外では普通の生活が送れる。人々が我々の生活に敬意を持ってくれている。それが日本の素晴らしいところだと思う。ブラジルでの代償はとても大きくて、もし負けたら次の試合まで家を出れないこともある」

「レベルがとても低いとは思わない。クラブW杯で鹿島がレアル・マドリーに互角に戦った。日本はブラジルとクオリティにおいて負けていないと思う」

攻撃的サッカー

ここ数年、浦和は数々のトロフィーに手をかけてはチャンスを逃して来た。厳しい時間帯でのミス、カウンターアタック、終盤での逆転負け...。ここ3年間はタイトル争いの常連だったが、惜しいだけに終わって来た。正しい道を歩んでいると判断したフロント陣は2012年から続くペトロビッチ体制を維持する決断をした。昨年からの主な変化はラファエル・シルバが加入した事で、より攻撃に比重を置いたチームになったと言う事だ。「とても攻撃的なチームだ。対戦相手として戦っていた時は、対戦相手はいつもカウンター狙いだった。なぜならまともに戦えば、たくさん失点してしまうからだ。今や自分は浦和の選手になった。ほとんどの試合でボールを支配しているけど、それはフォワードの選手にとっては最高の事だ」

「監督は我々が最強だと言う事を選手達に植え付けようとしている。全てのミーティングで"我々が最強だから、スタイルを変えるつもりはない。誰が相手でも攻撃的に戦う"と監督は話している。だから我々のチームはオープンなゲーム運びで、ボールを失ってカウンターを受ける心配をせずに常に前へプレイしている。仲間を強く信頼している。私は加入したばかりだけど、他の選手は長く一緒にプレイしていて、お互いを理解し合っている。私はまだ短いけど、フィットできていて、うまく行っていると思う」

浦和レッズが輩出した過去の得点王

福田正博(1995)32ゴール、4位

エメルソン(2004)、27ゴール、2位

ワシントン(2006)、26ゴール、優勝

運命

最も最近、浦和レッズから得点王が出たのは浦和が最後に優勝した2006年シーズンのワシントンだった。ラファエル・シルバにとってはクラブのスター達のギャラリーに仲間入りするチャンスだ。「これが個人的な最も大きい目標になった。もちろんタイトルを取るのが一番だ。浦和はここ数年、"ゴールボストを叩いて来た"からね。今年はフロントの期待も、サポーターの期待も大きい。タイトルを取りたいし、可能なら得点王にもなりたい」

今シーズンのレッズが本当に期待できるかは今週試される事になる。日曜日には、ここ最近カモにされているガンバ大阪とアウェイで対戦する。また、その前の水曜日にはフッキ、エウケソン、オスカルを攻撃陣に有し、ACLで2勝をあげている上海上港とアウェイで対戦する。「もちろん彼らに敬意を表さないとならない。ブラジル代表の選手達で危険な選手達だ。中国に行かなければならないけど、大勝しようなんて考えていない。だけどみんな信じている。ここまで勝って来ていて、勝ち始めれば自信も増して来る。勝利の意識を常に持って、監督がいつも言うように相手に関係なく同じスタイルで戦うだけだ」

Jリーグ?ACL?

いくつかのJリーグクラブはACLを軽視して、Jリーグに重きを置いて来たと批判されているが、浦和は違う。両方に全力を尽くしている。ラファエル・シルバにとって、どちらかを選べと言うのは難しい選択のようだ。「両方を選べないって?笑 難しいね。Jリーグは苦しいからね。浦和は決勝まで行って負けたから。ACLはベスト8まで行けなかった。だからJリーグを取りたいと思っているし、ACLは全てのクラブの目標だろ?チャンピオンズリーグだから、重要な大会だ。アジアの頂点に立てる可能性がある。だから...(ちょっと考えて)ACLかな。二つを選べないとすればね(笑)

日本帰化の可能性は?

日本国籍取得の可能性について、ラファエル・シルバはとても真面目に答えてくれた。「偶然だけど、最近代理人や家族とその事について話ししていたんだ。日本は今すごく厳しいんだ。日本に5年間住まないといけないし、流暢に日本語がしゃべれて、書けないといけないんだ」ピッチ内で必要な日本語は全て話せても、帰化申請の際には通訳の助けが必要となってしまうレベルにある。「日本語は文字が3種類あるからね...。すごく難しい、すごく難しいよ。日本に約3年いるけど、人と直接会話する事はできない。その事が帰化を難しくしている」こう答えるラファエル・シルバだが、ブラジルへの復帰は視野に入っていないようだ。「正直に話すと、ブラジル国外でのキャリアを続けて、可能ならヨーロッパに戻りたいと思っている。もっと歳をとったら、ブラジルでキャリアを終える事を考えるだろう。だけど、まだそれを考えてはいない。ブラジル国外で続けたいんだ」

 

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