仙台はアウェー・柏戦で公式戦連敗脱出を目指す。今季は開幕連勝も「3・11」に行われたホーム・神戸戦で初黒星。15日のルヴァン杯・FC東京戦は、クラブ公式戦ワーストタイの失点で、0―6の惨敗を喫した。
公式戦3連敗阻止へ、渡辺晋監督は「(神戸、FC東京戦の)2試合でずいぶん殴られた。『オレは殴られたまま引き返すつもりはないから、相手は違えど、次の柏戦に向けては全員で殴り返しに行くぞ!』という話をしました」と、選手たちに猛ゲキを飛ばした。
柏には、昨季6月に甲府で、シーズン途中移籍後の8月には柏で仙台からゴールを奪ったFWクリスティアーノら、前線にタレントがそろっている。指揮官は「いかに相手の近くで守れるかがカギ。腰が引けて一歩下がるのか、勇気を持って一歩近づくのか」と、強気の守備を求めた。
自身の柏戦初ゴールを目指すMF奥埜博亮も、「連敗は止めないと。苦しい時間帯を我慢して、ワンチャンスで決められれば」と粘り強いプレーを誓った。昨季公式戦3戦全勝と"お得意様"の柏を破り、勢いを取り戻す。
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